2026年2月 6日

瓜坊 小鉢の定食 (荻窪)

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美味しいご飯と味噌汁の定食を求めて、少し久しぶりの「瓜坊」。湯気を立てるホカホカのご飯と、透明感を感じるほど澄んだ味わいの味噌汁。メイン料理に小鉢と漬物が揃う端正な4皿構成の定食を出す店。

今日はどんな献立だろうかと訪ねてみると、グラタンやガパオといった顔ぶれの中に、「小鉢の定食」を見つけた。7種類もの小鉢が並ぶこの定食は、お目にかかれない日も多く、まさに「幻のメニュー」。運よく出合えた幸運に胸が高まる。

運ばれてきた盆には、色彩豊かな豆皿が所狭しと並んでいる。もやしのカレー炒め、えのきの梅和え、小松菜のお浸しなど、ずらりと並ぶ皿は壮観。クリームシチューや鶏肉のピリ辛炒めといった温かい料理に、玉子焼きも添えられ、どれから箸をつけるか迷うのもまた楽しい。

あっさりしたもの、刺激的なピリ辛、コク味のあるもの、小気味よい歯ごたえ。味や食感も多彩な料理を一度に楽しめるのは、外食ならではの贅沢。

そして今日も、美味いご飯と五臓六腑にやさしく沁みる味噌汁もいただいて大満足。心身が整っていくようなやさしい定食。ありがたさが染みる今日この頃。

【お店情報】
瓜坊 荻窪5-23-6 地図 

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2026年2月 5日

バグースプレイス 春のプレートランチ (銀座)

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今日はご飯と味噌汁の口だったが、目当ての店はどこも10人以上の行列。ならばご飯と味噌汁を諦め、別のものにしようかと考えたとき、思っふと思い出したのが「バグースプレイス」。銀座ベルビア館の地階。店内は広々として、落ち着いた空気が流れる。観光客向けというよりも、近隣で働く人が使う、都会の穴場。

入口のメニューに目を落とすと、気になるものがいくつか。おばんざいと紅鮭、唐揚げ、海老フライなどが入った「おばんざい定食」にも心惹かれるが、最近揚げ物続きを思い出し、視線をずらすと、サーモンステーキに五穀米、味噌汁の写真が目に入る。春らしい彩りに目を奪われると、案の定、2・3月の限定メニューだという。

運ばれてきた皿は、一足先に春を連れてきたような鮮やかさ。たっぷりのサラダの傍からには、見事なサーモンピンクのレアステーキ。赤や黄のパプリカが入ったピクルスに、五穀米の色合いも春らしい。

箸でサーモンをほぐせば、中からレアならではのより艶やかな色彩が顔を出す。口にすると鼻腔をくすぐる燻製香。なるほどこれには、漬物ではなく、ピクルスが正解だ。とろけるような脂の甘みを、さっぱりと滋味深い五穀米が受け止める。味噌汁には、麩やわかめ、葱だけでなく、ほうれん草がたっぷりと入っていたのも体に嬉しい。

ふと周りを見渡すと、やはりおばんざい定食が人気の様子。ランチタイムが比較的遅くまで営業していたり、ドリンクバーをセットに出来たりと、いろいろな使い方が出来る点で通っている人も多そうだ。ランチ難民になりかけたとき、ここに来るのも一案か。

【お店情報】
バグースプレイス 銀座2-4-6 銀座ベルビア館B1 地図

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2026年2月 4日

柿ざわ 下仁田葱の天ぷらそば (阿佐ヶ谷)

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阿佐ヶ谷には、不思議と佳い蕎麦屋が多くある。休日に遠慮なく昼から飲ませてくれる店、好い肴と蕎麦、酒のある落ち着いた店、昼から予約必須の店。それぞれ個性がありながらも、好い時間を過ごさせてくれる店たち。「柿ざわ」もまた、その一軒だ。何度かお伺いしたことがあるが、コロナ禍の折に入店が時間による入れ替え制になり、タイミングが合わなくなってしまって、しばらくご無沙汰していた。

先日ふと思い出し、久しぶりに伺おうと思っていたところ、偶然知ったのが、季節限定の「下仁田葱の天ぷらそば」。これは早々に食べにいかなくては。

パールセンター商店街から路地に入ったところ。和食店のような趣のある店構え。暖簾をくぐると奥から店の方が「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。テーブル席ではすでに料理を楽しむ人が見える。一人用のカウンター席に腰を下ろして、メニューを確認すると…よかった。「下仁田葱」の文字に胸を撫でおろす。

注文をすませると、まず箸とネギ、レンゲが乗った盆が運ばれ、しばらくするとそばが届く。湯気とともに立ち上がるのはふくよかな出汁の香り。それにしても立派な下仁田葱だ。一つつまんで口に運べば、サクリとした衣から溢れる出汁の旨味とともに、葱の香りと甘み、とろりとした食感がじわりと広がる。あぁやっぱり美味い。そして蕎麦をずるり。添えられた海苔の香りが、出汁の風味にまた新しい彩りと添えてくれる。今日はこれをいただいて大満足。

季節のそばも好いが、ランチタイムの人気は日替わり膳。今日は蚕豆ご飯に、ひじきの煮物、香の物、天ぷら4品に蕎麦というセット。蕎麦前を楽しむ方もいらっしゃるし、傍からで運ばれていく皿は目にも楽しい。今度は久しぶりにならないうちに再訪を。

【お店情報】
柿ざわ 阿佐谷南1-47−8 地図

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2026年2月 3日

Wharf 牡蠣フライランチ (有楽町)

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今日はカキフライにしようと、そんな考えが頭をよぎる。この界隈には、牡蠣料理専門店もあれば、カキフライが評判の店がいくつもあり、選択しに事欠かない。けれども今日は、まだ行ったことのないところへ行ってみようという気持ちが湧いてくる。そういえば、有楽町のJP高架下に、オイスターバーがあったはず。

向かったのは、Wharf(ワーフ)。オイスターバーでありながら、ビストロ使いもできる店。高架を走る電車のゴトゴトとした音でさえ、演出の一部に感じられるモダンな雰囲気。ワインを傾ける人の姿もあり、なんとも羨ましい。

QRコードで注文を済ませ、待つこと数分。運ばれてきたのは、牡蠣殻に収まっていた頃の姿を思わせる小判型のカキフライ。使用されているのは、兵庫県の「相生の恵」だという。

齧り付けば、ザクッとした粗い衣の奥から、瑞々しい牡蠣のエキスが一気に溢れ出す。火入れは控えめで、生の余韻を残したフレッシュな味わいが印象的だ。添えられているのはレモンと、玉子感の強いタルタルソース。酸とコク、どちらもこのフライによく合う。

クミンの香りが立つキャロットラペ、いくらをあしらったポテトサラダ。柑橘の香りと酸味のきいたドレッシングに、生姜の風味が広がるスープと脇にも気が利いたランチ。

他にも、牡蠣フライや焼き牡蠣、蒸し牡蠣に、牡蠣の炊き込みご飯がセットになった牡蠣尽くし御膳や、生牡蠣のオプションもあり。炊き込みご飯や、牡蠣ではないが紅ズワイ蟹の濃厚グラタンランチも気になるところ。

【お店情報】
Oyster bar & Bistro Wharf 有楽町 有楽町2-4-11 地図

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2026年2月 2日

味豚 スンドゥブチゲ (阿佐ヶ谷)

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久しぶりに辛いスープが食べたい。ユッケジャンも好きだが、今日の気分はチゲだ。阿佐ヶ谷パールセンター内に選択肢は二つあるが、焼肉店は本日ランチは休業。それなら自然と足が向かうのは、韓国料理の「味豚」だ。

2階へと続く少し薄暗い階段は、初見だと少々勇気が要るかもしれないが、ドラマ「ひらやすみ」のロケ地になり、聖地巡礼で訪れるファンもいらっしゃるそうだ。今日も撮影に使用されたテラス席に座る方がいらっしゃったが、ファンの方だったのかもしれない。

注文をすると、さほど待つことなく料理が運ばれてくる。スンドゥブチゲの他、チゲ用の生玉子、3種類の副菜に韓国のり、ご飯と賑やかだ。とりあえず、チゲが熱々のうちに玉子を割り入れて、スープをかけてしばらく待つ。

その間に副菜に手を伸ばす。この日の副菜は、カクテキ(大根のキムチ)に豆腐料理、そしてじゃがいもの炒め物。どれも口馴染みがよく、家庭的な温かみを感じる味わい。

そして、いよいよお待ちかねのスンドゥブ。スープは海鮮の出汁が効いた程よい辛さ。そこへホロホロの豆腐が絡み、食べるほどに身体が芯から温まっていく。最後は残ったご飯をスープに投入して雑炊風に。玉子がとろりと溶け、スープの角が丸くなる瞬間がいい。慌ただしい午後の仕事前、手早く、けれどもしっかりと「旨い辛さ」で満たされたいとき頼もしい一軒。

【お店情報】
味豚 阿佐谷南1-17-16 2F 地図

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