ル・ブルギニオン (西麻布)
頻繁にというわけにはいかないのだけど、年に一度くらい行きたくなる店がある。
ル・ブルギニオンもその一つ。というわけで、先日、自分の誕生日だったのを口実に、ほぼ1年ぶりくらいに訪ねることに。
平日にも関らず、この日も予約でいっぱい。相変わらずの人気のようだ。
シャンパンをいただきながら、何を食べようか考えるのも、楽しいひととき。
今回もアラカルトで、前菜一皿、メインを一皿。
やはり、このお店に来たら、ジビエや内臓料理を頂きたい。
メニューを確認し、山鳩のローストと、前菜には、アンコウの温と冷の前菜を。
前菜は2つの皿で。そう、メニューを見て、これは絶対2皿出ると踏んでのオーダー。
両方とも、アンコウの身、肝、皮をテリーヌにしたもの。冷菜は、インゲンやトマトと併せ、温菜は、ソテーして、バルサミコのソースで頂く。
びっくりしたのが、冷も温も同じようなテリーヌなのに、よく見ると、アンコウの各部位の詰め方が少し違うこと。
確かにゼリー状で食べるものと、ソテーしたものとは、心地よいと感じる食感は異なる。かなりのやられた感。
そして、メインの登場。山鳩をローストし、内臓をソースにしたもの。
鳩の脳みそまではっきり見て取れる。中央にあるのはささみ部分。こちらだけはレアに仕上げているそう。
一羽丸まるというのは面白いもので、同じソースで同じ皿に乗っていても、体の部位によってしっかり味が異なる。ジビエの醍醐味。
美味しいのはさることながら、威圧的なところのない、居心地のよさ。これがあってこそ、心から美味しいと思えるのだと思う。
それが、何度も足を運びたくなる理由なんだろうなぁ。
【お店情報】
ル・ブルギニオン 港区西麻布3-3-1
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コメント
先日、お誕生日だったのですか。
それは、おめでとうございます!
花束進呈♪花束♪(⌒ー⌒)o∠★:゜*'
山鳩のロースト、食べた事無いので、
味の想像がつきませんが美味しそう。
アンコウの温と冷の前菜ですか。
また、上品な仕上がりですね。
アンコウも色んな食べ方があるのですね。
投稿: うさうさ | 2007年1月21日 11:28
お誕生日だったのですね。
8日でしたっけ?
おめでとうございます\(~o~)/
私もうさうささん同様、山鳩のローストは、食べた事無いので、味の想像がつきません。
アンコウの温と冷の前菜、一つのメニューになっていて、2皿で出るのですね。
なんだか得した気分ですね(笑)
それにとっても美味しそうで食べてみたいです。
投稿: persian | 2007年1月22日 00:09
>うさうささん
ありがとうございま~す。
もはや、そううれしい年でもないですが(苦笑)
山鳩のロースト、これソースがまたいいのです。
内臓のソースなのですが、やはり一羽丸々頂いてる感じです。
アンコウも鍋やあんきもばかりではないのですね。
投稿: のむのむ | 2007年1月22日 10:12
>persianさん
よく覚えてくださってましたね!
ありがとうございます。
そうなんですよ。1つのメニューで2皿。
得した気分でしょう?
以前、別のお店で「1つのメニューで3皿」というのに出会って以来、
こういうメニューには敏感です(笑)
同じ食材を違った調理法で出してくれるので、
そういった意味でも面白いですよ。
投稿: のむのむ | 2007年1月22日 10:17