めかじきのトマト煮
子供のころ、よく食べたものの一つがめかじきを煮たもの。地元ではシビと呼んでおり、当時、切り身一切れが特売だと25円くらいと安かったことと、母も私も好きだったので、よくテーブルに出ていた。
ところが、地元を離れてみると、高いこと高いこと。食べたいけど、気軽に手を出せない。
で、仕事帰りにスーパーに寄ったら、めかじきの安売り。あまりいいものじゃないけど、トマト煮にしちゃおうっていうことで、買ってきたのだ。
めかじきに軽く塩胡椒をして、両面を軽く焼き、取り出す。
鍋にオリーブオイルを熱し、薄切りにした玉ねぎ、にんにくを炒める。
しんなりしてきたら、めかじきを戻し、水、トマト缶、固形スープのもと、ローリエ、ケイパーを加えて煮る。
煮えたら、オレガノを加えて、塩、胡椒で味を調えて、できあがり。
15分くらいでできるけど、ケイパーやオレガノで、本格的っぽい味に。めかじきじゃなくても、白身魚や鶏肉・豚肉でもおいしい。
簡単で、バリエーションがつけられる料理って大好き。ソースがこれまたウマウマ。残してあるので、次は、これを使ってパスタにするかなぁ。
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コメント
めかじき、ずっと高級なものだと思ってました。
結構高くて、殆ど買わないお魚かも。
実家に居た頃も、登場回数少なかったなぁ。
25円なんて信じられない!
しかも、東京のスーパーなんかで買うのより
ずーっと美味しそうですよね。
ケイパーが入っているトマト煮、大好きです〜。
投稿: まゆみ | 2007年2月27日 10:36
初めまして♪、いつも読み逃げで大変失礼しました。
トマト風味、いいですねー。イタリアンでもいいし
ミントを加えたらギリシア料理に近づきますね。
ところでカジキのことを「シビ」と呼ぶ地域が
あるのは初めて知りました。
マグロの場合は俗にシビと呼ぶのがありますけど
改めて語源を調べると、水揚げしてから食べごろに
熟成するまで4日(「四・日」=「し・び」)
だという説がありました。
カジキの「シビ」も同じ意味かもしれませんね。
※ 新記事の“動画”、楽しみにしてます☆
投稿: tsukijigo | 2007年2月27日 17:10
>まゆみさん
今では実家でも、昔ほどは安くないみたい。
でも、東京よりはずっと安いかな。
実家に帰ると、食べたいものの一つです。
私もケイパー入れるトマト煮が大好きで、
鶏肉なんかでもよく作りますよ~。
投稿: のむのむ | 2007年2月27日 18:28
まぁぁぁこれは間違いなくデリシャスでございますわ!
シンプルなお味付けほど、
素材の旨みが水際立ってLOVEですわ。
ケイパー、っていうハーブなのかしら?
華麗家にはまだ常備しておりませんので、
グロースリー・ストアに行った際には
探してみちゃいますわ♪
投稿: 華麗叫子 | 2007年2月27日 20:59
>tsukijigoさん
はじめまして。
こちらこそ、こっそり読み逃げをしておりました。失礼致しました。
鮪がシビと呼ばれてるんですよね(というのも、随分大人になって知りました)。
語源は全く存じませんでしたが、そのような説があるのですね。
なぜ、実家のほうでめかじきがシビと呼ばれているかも、
全く分かりませんが、tsukijigoさんのおっしゃるとおりもしれませんね。
もしくは、鮪と同じに扱われてたとか、いつか所以をたどってみたいです。
投稿: のむのむ | 2007年2月27日 22:48
>華麗叫子さま
はじめて頂いたコメントを
削除してしまいました。申し訳ございません。
悔やんでも悔やみきれないとはこのこと。
これに懲りず、どうぞお付き合いくださいませ。
<ケイパー
ケッパーやケーパーとも表記されます。
フウチョウボクという花のつぼみなのですが、
塩漬け、酢漬けされたのが一般的で、
これはいい風味、酸味を加えてくれるのです。
カレーよりも、付け合せのアレンジとしてよろしいかと。
投稿: のむのむ | 2007年2月27日 23:03
こんばんは。
めかじきのトマト煮、ケッパーやオレガノで本格的だし、とっても美味しそうです。
かじきは私も好きです。
それにしても、子供の頃、食材の値段を知ってたというのが驚きです(@_@)
私は何かの値段知ってたかな~と考えても浮かんで来ません^_^;
投稿: persian | 2007年3月 1日 00:24
>persianさん
食材一つ一つの値段を知ってたわけじゃないのですが、
なぜか好きなものの「底値」が気になる、
あまりかわいくない子供でした(笑)
投稿: のむのむ | 2007年3月 1日 10:07