« 仕込み味噌の途中経過 その2 | トップページ | 東京バルバリ 和牛すじ煮込み定食 (京橋) »

2007年8月 6日

川二郎 (中野)

   Imgp8570

土用の丑の日、鰻を食べなかったせいで、なんだかすごく鰻が食べたい!というわけで、中野の川二郎へ。こちらは、串の鰻や。鰻のほとんどの部分を串に刺して焼いてくれるお店。美味しんぼにも掲載されている。

仕事を慌しく終えて、店に到着したのは8時くらい。外から覗くと満席。だけど、ちょろっと暖簾から顔を出すと、「あっ、もうすぐ出るから」と先客の声。5分もせずに席が空いた。

とりあえず、ビールと串を「ひと通り」。「ひと通り」とは、ウナギの各パーツをひと通り焼いてくれるもので、通常は、串巻・きも焼・ひれ焼・れば焼・ばら焼・ごぼうを巻いた八幡巻の6本。この日はばら焼がなく、「かしら」を入れてくれた。

   Imgp8572

先に来たのが、八幡巻、ひれ焼、串焼、きも焼。

ひれ焼は、鰻の背びれやら腹びれをニラやバラといっしょに巻いたもの。きも焼が、後述するれば(肝臓)以外の内臓を焼いたもの。ひれ焼が私のお気に入り。

   Imgp8576

そして、れば焼とかしら。

かしらは、文字どおり鰻の頭の部分。以前、熊本の人吉に行ったときに、鰻やさんで「かみしも」という料理を食べて以来の鰻のあたま。ちなみに、「かみしも」とは、鰻の上(頭)と下(尻尾)を佃煮にしたもの。想像より堅い部分が少なく、塩焼きが美味。

あとは、短冊(白焼きを串に刺したみたいなの)をにんにく醤油で。

このお店、鰻が余すところなく食べられるのがとってもいいところなのだけど、酒が安いのがのんべ的にはうれしいところ。一番高いところで、大山(本醸造)が1杯(1合弱)が400円で釣りがくる。

鰻の串焼きは、それぞれが特徴的でおもしろく、おいしい。中野で是非訪ねたい店の一つ。

【お店情報】
うなぎ串焼き「川二郎」(かわじろう) 中野区中野5-55-10

|

« 仕込み味噌の途中経過 その2 | トップページ | 東京バルバリ 和牛すじ煮込み定食 (京橋) »

コメント

初めて見ました!
すごく美味しそうです。
「かしら」なんか、ちょっと食べてみたい。
想像だけだとやっぱり堅いのかな?って思うけれど
そうでもないみたいだし。
熊本なら行けそうだけれど、博多にもないかな〜〜。
博多の人も好きそうなのに!
探してみなければっ。

投稿: mine | 2007年8月 6日 19:46

新宿のしょん・・・・じゃなかった思いで横丁にもうなぎのいろんなところを串焼きで食べさせてくれる店がありますよね。
2回行って、2回とも入れずに他の店で飲みましたが・・・(爆)

投稿: ももパパ | 2007年8月 6日 23:15

>mineさん
鰻のいろんな部位を串に刺してやくの、
私は東京でしかみたことないんですよ。
でも、「かしら」は、鰻やさんによってはあるかも。
たしか、和歌山の鰻やさんにも「かみしも」がありました。
ちょっとコリコリっとしておいしいのよ。
焼酎とかによくあうと思いますよ(ニヤリ)

投稿: のむのむ | 2007年8月 7日 09:42

おー、「カブト」ですかね。
私も行ったことないですね。
というか、あの横丁に最近足を踏み入れてないかも。

投稿: のむのむ | 2007年8月 7日 09:46

わおー!
ここ、ずーっとずーっと行ってみたいと恋いこがれているお店なのです。
中野には、あまり用事がなくて行けなかったのですが
このお店を目的に出掛けても良さそう!
想像していたのより、遙かに良い感じのお店ですね。
飲兵衛の心、鷲掴みです。

投稿: まゆみ | 2007年8月 7日 20:47

>まゆみさん
さすが、アンテナが高いですね~。
一見入りにくそうに見えますが、
実はすごく話好きな大将で、おいしそうに食べて飲んで、
わからないことは聞くと、
いろいろと親切に教えてくれますよ。
常連さんも多いですが、混んでくるとちょっとずれてくれたりして、
愛されているのがよくわかるお店です。

投稿: のむのむ | 2007年8月 8日 09:58

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 川二郎 (中野):

« 仕込み味噌の途中経過 その2 | トップページ | 東京バルバリ 和牛すじ煮込み定食 (京橋) »