今泉 カキ・穴子フライ （日本橋）

ここのところ、振られっぱなしの今泉。今日はどうだと店の前へ向かうと、向いから店に入る二人連れ。あ～、タッチの差で今日もダメかと店をのぞいたところ、すべりこみセーフ。

こちらのランチは、２種類のフライの定食か、白身魚や穴子のどんぶりもの。お目当てのカキフライは確定として、あとは何のフライをセットにするか。これが悩みどころ。アジも好きなんだけど、今日は穴子で（カキ・穴子1,300円）。カキ・アジフライは前回の記事で。

　　　　　　
久しぶりにご対面のげんこつ状のカキフライ。薄くて極めの細かい衣の中で、牡蠣はちきれんばかり。箸を入れると、モワッと上がる湯気で、すでに大興奮。

　　　　　　
三州屋のとも、先日のカキボールフライとも違うカキフライ。レアよりちょいと加熱されていて、磯っぽさは残っている感じ。２コだけなんだけど、一口食べても二口食べても、まだ半分以上残ってるくらいな大きさにも大満足。

穴子も、皿をはみ出しそうなほど。ちょっと匂いが気になったけど、さっくりの衣のクリスピー感は好きだ。

今日も入れない人続出。今シーズン中にまた食べられるかなぁ。

夜ネタを追記しました。興味のある方は”続きを読む”からどうぞ。

追記：2010.8 残念ながら閉店

【お店情報】
今泉　中央区日本橋3-1-15

夜の今泉に行ったら、ますますこの店のファンになった。
夜は二組しか客を入れないので、多くの場合常連さんで満席。そのため、要予約的に入れない。３回くらい振られて、お店の方に電話番号を教えていただいて予約して、ようやく訪ねることができた（2007年11月訪問）。

夜はカキフライはなくて、おまかせのみ。

　　　　　　
みぞれあんかけの豆腐

　　　　　　
ぶり大根。大きい大根の中までしみしみ。

　　　　　　
焼魚。刺身。

　　　　　　
蛸を煮たもの。やわらかくて、いい炊き加減。

　　　　　　
〆は、白身と鮪のづけ丼。お昼の白身丼に鮪ヅケを加えた豪華版。きっちりランチの一人前ありそうな量。

これに、ビール1本+お銚子6本で、二人で12,000円。普通のお酒の量であれば、一人5,000円ってところだろうか。
贅沢な食材など使ってなくて、すごく馴染みのある料理ばかりだけど、さすがと思うものばかり。
商売っ気がいい意味で全然なくて、ゆる～い感じが心地い。まるでぬる燗みたいだ。