ANDRA MONTAGNE (アンドラ・モンターニュ) その2 (南魚沼)
この記事は、こちらの続きです。ご覧頂いてない方は、リンク先もどうぞ。
お腹一杯の晩御飯の後も、心地よいベットで眠って起きると、お腹が空いているのが不思議なところ。そんな朝に待っているのが、これまた美味しい朝食。内容は毎日異なるものの、概ねヨーグルト&フルーツ、サラダ、自家製のハム&ベーコンに玉子料理というラインナップ。
この日は、トーストと苺と干柿のジャム。ジャムも日替わり。
自家製のカスピ海ヨーグルトと、新潟産の洋ナシ「ルレクチェ」。ルレクチェは初めて口にしたが、豊潤な香りと、緻密で滑らか、瑞々しい果実が印象的。
前日の夜、お子様用のメニューとして出されたフレンチトーストの香りに大人の皆がやられ、「食べた~い」と言ってみたら、翌朝出してくれたという一品。ほんとにいい香りで、甘すぎることなく。こんな風にお客さんの声を聞いて、美味しい顔が見たい!と頑張ってしまうところに、やられてしまった。
サラダ。昨日にも書いたが、ここの野菜はすごい。特に朝のサラダは、火を通していないため、その野菜が持つ強さがダイレクトに伝わってくる。朝から、ちゃんと向き合わないと、こちらが負けてしまいそうなほど。
自家製のハムとベーコン、ネギ入りのキッシュ
ハムはしっとりとした上質な肉の旨みが、ベーコンは燻香と脂が旨い。
これに、雪下人参のジュースやりんごジュース、食後にはコーヒーor紅茶orハーブティ。上質な朝。一日のエネルギーをフル充填できそうな感じ。
この後は印象に残ったディナーの皿をご紹介。
牡蠣と苺の焦がしサラダ
牡蠣と苺?!だったけれど、牡蠣のミルキーさと苺の甘酸っぱさがうまくかみ合った一品。甘々の苺ではなく、酸味があることがポイントなんだそう。
フォアグラのソテー ハチミツの香り
黒豆をソースに。お正月用の炊いたので...なんてシェフはおっしゃってたけど。ハチミツと黒豆、バニラビーンスが、フォアグラの溶ける脂とよく合う。こうやったらどうだろう?と意欲満々なシェフの心意気を感じる一皿。
パリブレスト苺入り
この日お誕生日だったお客様用のスペシャルデザートを作られたのを、我々用にアレンジしてくれたもの。お誕生日の方用には、名前入りの大きなパリブレストが。かなり羨ましい。甘すぎず、シューは軽く。
実は、最後の夜。寒さの中頑張ってすべりすぎたせいか、体調不良で、ディナーも2皿目で断念。デザートの頃に降りていったら、何か作りましょうか?との温かいお言葉に、大根で何かとお願いして作ってくださったのがこちら。
大根おろしと人参の酸味のあるマリネに、ソテーした大根、細切りの大根を乗せたもの。おろした大根の苦み、酸味、温かい大根の柔らかさ、甘さ。お腹にも、気持ちにも染みたひと皿。
相方に聞くと、3日目のポタージュやホロホロ鳥のコンフィ、キンメダイのムニエルも旨かったとのこと。あ~、また宿題を残してしまった。絶対また来る。こんなディナー朝食込みで、一泊15,800円。スキーでもいいし、夏の避暑にもいいし、リベンジをいつするか、今からスケジュールを組まなきゃ。
【お店情報】
AUBERGE-ANDRA-MONTAGNE 南魚沼市宮野下1191-1
シェフ 熊おやじさんのブログ
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コメント
はじめまして。来年元日の予約を入れている,bigheadといいます。
先週に地デジの番組『スペシャリテ○○』を見て興味を持ちました。そしてこちらのブログを見て意思決定し、17日に予約しました。
1日しか泊まれないけど、しっかり体調を整えて楽しもうと思います。
きっといいところだと思います。//
投稿: bighead | 2010年12月25日 22:20
●bighead様
再放送をやってたんですね。
とてもいいところで、今年も年末に予約を入れています。
ぜひ、存分に楽しんで来て下さいね。
投稿: のむのむ | 2010年12月27日 08:03