クーリ Curry Lunch （新富町)

　　　　　　
恋に落ちるかもしれない。そんな予感。

新富町をぶらぶらしていたときに、気になった店。京橋税務署の裏手、小さい花屋の2Fにあるレストラン。壁がガラス張りになっており、ビルの下から見上げると、これまた洒落た雰囲気の店と厨房で働く姿が見えるが、なんともいい雰囲気。出されていたランチメニューを確認したところ、パスタランチ(1,100円)と、肉料理、魚料理がそれぞれ1,300円。安くはないが、どうも気になっていたところ。結果、行きはヨイヨイ、帰りは...、ドキドキが止まらなかった。

階段を上ると、テーブル16席、カウンター4席、全20席と小さなレストラン。白と木目を基調としたシンプルだが温かみのある店内。ランチメニューは、黒板に記載。今日はパスタランチに換えて、カレーランチ(1,100円)。魚や肉のランチも気になったが、初めての店、控えめに行こうとカレーランチを注文。ランチには、15種類の野菜と本日の前菜、自家製のパンがつく。

　　　　　　
まず、運ばれてきたのが、目に鮮やかなでたっぷりの前菜。15種類の野菜というように、正体の分かるものから、これは何？と忙しくなければ聞いてみたいものまで。瑞々しく口当たりよく、それぞれが持つ個性がそこかしこに。ドレッシングが控えめなのもいい。う～ん、いいなぁと思って食べ進むと、たっぷりの野菜の下から、炙ったいさきとお米が登場し、ライスサラダ的な様相。これって1,100円のランチの前菜だよな？と思わずメニューボードを確認してしまった。

　　　　　　
ふかふかもっちもちの自家製パン。緑のほうは蓬か？食べるとふんわりと草餅のような香り。

　　　　　　
カレーにも野菜がたっぷり。グリルされて甘さや香りが引き出された野菜は、食感も上手く残され、コクのあるカレーにも負けない美味しさ。

隣の方が召し上がっていたのは、Meat Lunchの『クリーンポークの炭火焼き』にも、野菜がたっぷりで美味しそう。こりゃ、Fish Lunchも見てみなくては。ちなみに今日は、『本日の鮮魚のハーブたらばオーブン焼き』だそう。デザートは+300円。コーヒー/紅茶は、+200円だそう。

職場に戻って、インターネットで検索したところ、今年の4月23日のオープン。毎朝届くたくさんの野菜を見て何を作るか考えるため、ディナータイムのメニューはなく、おまかせコースのみだそう。店のホームページには、「野菜をふんだんに使い、野菜が持つ素材本来の魅力を充分に引き出した料理をご用意しております」との文字。なるほど、なるほど。店については、エル・ア・ターブルのサイトに詳しい。

それにしても、この高揚感はなんだろう。答えを探しに、近いうちにまた伺うつもりだ。

次に伺ったときの様子(20009.7.14)

【お店情報】
Ｃｏｕｌｉｓ （クーリ）　新富2-10-10　地図