第４回 CHEF-1 Night＠リビエア青山

　　　　　　
キラキラした方々のオンパレード。（いつにも増して写真が多めです）

ヒロキエさんにお誘い頂いて、スターシェフが饗宴する一夜限りのイベント「CHEF-1 Night」。リビエラ青山で開催された第４回目に参加。最近、引き籠りがちな自分には、とても刺激的でクラクラするような一夜でした。

今回のシェフは、「四川飯店」陳シェフ、「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」落合シェフ 、「青山リビエラ」鈴木康司シェフ 、「リストランテ・ヒロ」山田シェフ、 「青山 海味」長野充靖シェフの他、「szechwan restaurant 陳」菰田シェフや白金「福わうち」三宮シェフ。そして客席には、坂井シェフの姿も。キッチンもホールも、時間の経過とともに、熱気を帯びていく。

　　　　　　
アミューズ：生とうもろこしのスープ
夏らしい「とうもろこし」感たっぷりの冷たいスープ。生の爽快感とらしくない甘みが両立。

　　　　　　
前菜：白身魚の胡麻和えと胡麻豆腐の握り寿司風
海味、長野シェフによる一品。室蘭産のマツカワカレイを胡麻和えにしたもの。米の代わりには黒胡麻豆腐。

　　　　　　
前菜：モッツァレラチーズのピリ辛ソースワンスプーン
陳さんによるワンスプーン。トマトのジュレ、モッツァレラ、陳さんらしくエビチリに見立てたエビやホタテのチリに、玉ねぎやバジルを重ねたもの。口どけとチリの組み合わせが意外ながら美味しい。

　　　　　　
続く握り寿司は、握り手さんのほうが回る回転寿司という、イベントらしい企画。

　　　　　　
大間のまぐろと、コハダ、シャラン鴨のオレンジソース。

　　　　　
プリモピアット：サルシッチャとポルチーニのスパゲッティーニ
もちろん、落合シェフの品。料理名には書かれていないが、貴重な「オーボリー」もふんだんに使ったもの。香りだけでも飲めます、ハイ。

　　　　　　
プリモ２：和カポナータ ジュレ仕立て 明石の蛸とともに
重いものが続くのでさっぱりめのものをということで、鈴木シェフが考え出した一皿。見た目も涼やかだが、目の前に出されたときの柚子の香りが食欲をそそる。明石のタコは皮めだけを炙って、軽い中にも香ばしい風味が、全体の纏まりを生む。

　　　　　　
トリッパとギアラの内臓グラタン
迫力料理と題されたこれは、山田シェフによるもの。サーブには落合シェフも。

　　　　　　
ホルモンスキーである私が楽しみにしてきた一品。やわらかく、かつ独特の食感を残したホルモンと酸味のあるソースの相性はバツグン。

　　　　　　
メイン：牛肉の四川風ピリ辛炒め
このイベントの楽しいところは、シェフが調理をする姿を目の当たりにできること。作るのも好きな者としては、一挙手一投足が気になる。調理台の熱だけでなく、シェフの熱気と客の熱気で、場内は大盛り上がり。
　　　　　　
豆豉、豆板醤、ココナッツ、紅花、春雨の揚げたので仕上げたもの。

　　　　　　
メイン２：子羊の丸焼き
これまた楽しそうにオーブンから揚がった子羊を捌くのが印象的だった落合シェフの一品。

　　　　　　
料理の鉄人！復活ごとく、陳シェフと青山シェフの１０分間料理対決。くじびきで参加者の中から審査員が選ばれます。この日は、ウニ対決！

　　　　　　
デザートの盛り合わせ
12時の場所から、白玉団子の黒あん、厚焼き玉子と穴子のかんぴょうの握り寿司風、マスカルポーネとこしあんのセミブレッド、桃のフリット

パワーのあるたくさんの方々と目まぐるしい展開にクラクラしそうでしたが、臨場感、ドキドキ感、サプライズと刺激的で楽しい一夜。何より印象的だったのは、シェフの皆さんが、愉しげに料理する姿。次回は、近日オフィシャルＨＰから発表されるはず。