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2009年10月12日

さめのたれ 

Samentare 昔から食べていたものが、実は地域独特のものだったなんてことは、よくある話。私の場合、うどんはタレで食べるものだったし、『さめのたれ』もそう。そのため、実家に帰ったり、母が上京したりするときに、食べたいと思うもの。先日、母の上京の折、『なんかほしいもん、ある?」というから、「さめんたれ持って来て」と頼んだ。

『さめのたれ』とは、鮫の干物。『伊勢の鮫食い』という言葉があるらしいが、伊勢・鳥羽地方では、古くからサメを食べる文化がある。鮫の肉をかまぼこ等加工して食することは一般的だし、生の鮫肉を焼いたり煮たりすることもあるらしいが、それが伊勢では干物。もともとは伊勢神宮へのお供え物が起源らしい。私の地元では『さめんたれ』と呼び、普通にスーパーで販売されていたから、普通に食卓にのぼっていた。

そんな『さめのたれ』は、塩とみりん干しの2種類。軽く炙って食べるのが一般的で、塩とみりん干しのどっちが好きかは、好みが分かれるところ。

塩蔵(冒頭写真)は古くから作られていたスタイル。身が厚めで、鮫肉を食べている感が強いのがこちら。肉質としては繊維が強く、キュュッと詰まった感じ。歯によく挟まったり。

Samenotare2 味醂干しの方は焦げやすいので、焼く際には要注意だが、香ばしい香りとしっかりと染み込んだ甘みがたまらない。

個人的には、味は塩。でも、炙ったときのみりん干しの香りは、『これぞさめんたれ!』で、結局甲乙つけがたいんだよな、これが。

甘いものや炭水化物が多い伊勢名物の中、酒呑みな方には、オススメのお土産。おかげ横丁では、たしか試食晩販売をしているハズなので、ぜひお試しあれ。

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コメント

こんばんは。

「さめのたれ」なつかしーです。
昔よく伊勢方面に遊びに行くと、スーパーでさめのたれ買って焼くのが、海岸で浜鍋の楽しみの一つでした。

自宅はずっと大阪だったんですが、カヌーをしに
櫛田川や宮川、英虞湾にいきました。
和歌山県ではくじらの干したのが多かったですが、
伊勢のさめのたれは、とっても好きでしたよー。

投稿: M(エム) | 2009年10月13日 23:40

●M(エムさん)
おー、さめのたれをご存じとは!それもお好きだとは!!
すんごーーくうれしいです♪(大興奮)

>櫛田川や宮川、英虞湾
これまた、懐かしい・・・
実家が宮川の川沿い近くなんです。
熊野を過ぎて和歌山に近づくと、くじらなんですよね。
日本中の海岸線に、いろんな文化があるんでしょうね。
時間とお金があれば、廻ってみたいです。

投稿: のむのむ | 2009年10月14日 00:10

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