鳥もと 新本店と2号店 (荻窪)
荻窪駅の北口を出るとすぐ右手にあった鳥もと。JRのホームで電車待ちをしていても、ここの焼鳥の香りが漂ってきたのも、過去のこと。駅前整備のため、8月29日をもって閉店。そして、9月5日に新本店がオープン。現在は、6月から開店している2号店との2店体制となっている。
新本店は、北口を出て右手にある荻窪銀座の中、青梅街道からみると、春木屋の裏あたり。真新しいカウンターや四方に壁があることに多少の違和感はあるが、気づいてうれしかったのが、ビールケースに板をのせたテーブル。角の丸くなり具合をみると、板自体も前の店のものを使っているよう。
注文したのは、いつもと同じ「皮とピーマン」と「つくね」。そして、ハイサワー。変わらない味にほっとする。一方でご飯ものや味噌汁など新しいメニューも。新加入のチューハイは、ドライでいい。
店を出て、線路沿いのほうへ出ると、すぐそこには2号店。見ちゃったら寄ってかないわけには行かない。そんなわけで、またもや「皮とピーマン」と「つくね」。
新本店も2号店も、以前から変わらぬ客層だが、新本店は新しく綺麗なためか、滞在した短い間にも「初めてです」という若いカップルが訪れており、新しい風も感じる鳥もと。
鳥もとに隣接する立ち飲み屋、果物店、中華料理屋など、鳥もと以外は閉店するらしい。あの歴史と文化を残していた一角がなくなってしまったことは非常に寂しく残念ではあるが、これから作られるものも楽しみにしたい。
【お店情報】
鳥もと 新本店 上萩1-4-3 このあたり
2号店 牛繁 荻窪店向かいあたり
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