« アナスティア 海老・えび・エビのスパゲティ (銀座) | トップページ | アトリウム Bar Atrium Ginza (銀座) »

2010年7月16日

KAIRADA カイラダ (銀座)

Kairada_2
木挽町界隈は、煌びやかでなく落ち着いたいい店が多く好きなエリアだ。このKAIRADAも開店以来ずっと気になっていた店だが、デイリーのランチとしては少々高めであるため素通りをしていたが、急に思い立って訪ねてみた。これまで切っ掛けを掴めずに素通りしてきたことを後悔しつつも、このタイミングで出会えてよかったと思っている。

店名のKAIRADAは、シェフの苗字「皆良田」からとったもの。アピシウスで13年、神田と六本木の「パ・マル」で9年間料理長としての経験を経て、オープンしたのがこの店。経歴からは少し毛色が違ってみえるカジュアルな店構えは、フレンチは堅苦しいものではないとおっしゃっていたシェフの想いもあるのかもしれない。

ランチは、1,500円、3,150円、4,200円の3種類。頂いた1,500円のランチは、本日のスープ、肉料理 or 魚料理、パン、コーヒー or 紅茶。

3種類用意されていたスープから暑さに負けてガスパチョを選択。トマトなどの野菜の濃い旨みを十分に感じつつ、酸味と瑞々しさが何とも涼やか。野菜の粒々した舌触りも心地よく、口にする度に熱がひいていく。


Kairada2_2
スープの皿が空になるのを見届けて、心地好いタイミングでサーブされたメインの皿からは、ソースの香りがほわりと立ち上り、食欲を刺激する。包れたキャベツの中からは、豚肉やじゃがいも、茸などがごろりと、こちらもいい香りを伴ってお目見え。添えられていたライスのドキリとする美味しさも印象に残る。食後にはコーヒーを頂いて。

高級な素材ではないが、丁寧に仕事がされたことがしみじみと感じられる料理。絶対的な価格としては高めではあるが、むしろこの値段でよかったかと思う食後感。グループではもちろんだが、カウンターもあり「一人でも気軽」が叶う。夜もお一人でも気軽とおっしゃってたが、本当に行ってしまおうか。

【お店情報】
KAIRADA 銀座2-14-6 第2松岡ビル1F 地図

|

« アナスティア 海老・えび・エビのスパゲティ (銀座) | トップページ | アトリウム Bar Atrium Ginza (銀座) »

コメント

KAIRADA
気になってたんです

ついつい今日夜店の前を通ったのですが
お客様いませんでした・・・

おひとりさまだと辛そうだから
今度ご一緒しませんか?

投稿: しずりん | 2010年7月16日 22:25

●しずりんさん
おっ、しずりんさんも気になってたんですね。
ぜひ、ご一緒しましょう!メールします。

投稿: のむのむ | 2010年7月17日 08:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: KAIRADA カイラダ (銀座):

« アナスティア 海老・えび・エビのスパゲティ (銀座) | トップページ | アトリウム Bar Atrium Ginza (銀座) »