美々卯 冷麦 （京橋）

子供の頃は、夏休みの昼時なんかによく食べた冷麦。桃色や草色の色付き麺を弟と取り合ったことは、言わずもがな。そんなことを思い出していたら、ここ数年、冷麦を口にしていないことを思い出して、美々卯で冷麦(900円)。

涼しげなガラスの器に入った冷麦は、海老、玉子焼き、椎茸、西瓜に、ごま豆腐も乗って、華やか。コシのしっかりした冷麦は、つるつると啜ると、汁に入った柑橘香がふわりとして、風流で美味。思い出の冷麦はこんな上等のものではなかったが、素麺とは違う存在感は、やはり自分には夏のイメージ。

ちなみに、冷麦単品は、今日の品書きや短冊に見当たらなかったが注文可能。「きつねうどんの玉子おとし」もそうだが、聞いてみると、いとも軽やかに応じてくれる（そしてＰＯＳ対応されている）。一体どれだけのメニューが予定されているんだろうな。

【お店情報】
美々卯　京橋店　京橋3-6-4　ぐるなび