サングリア タイカレー・シーフード (丸の内)
丸の内の中では、比較的小さく古いビルの地下レストラン街の中。古く洒落た店でもないが、ランチタイムになると、雑然と人混みができる店がある。気になって調べてみると、丸の内で長く営業している店らしく、ランチのカレーが人気だそう。
そのカレーは、タイカレーとインドカレー。タイカレーは、チキンや店名を冠した野菜中心の「サングリア風」など4種類。辛さも選択可の中、海老やイカ、貝、ナス、ポテトが入ったシーフードのタイカレー(サラダ、ヨーグルト付き、1,300円)を注文。
カレーポットでお出ましのタイカレーは、「タイカレー」から想像するものとは異なる。サラサラとスープ状で、ココナッツミルクをかなり抑えたもの。20種類以上のスパイスを使っているそうで、辛さ以上に印象的なのは、その複雑かつ独特な刺激と風味と味わい。そして、独特ではあるが、どこかタイらしさのあるカレーに、最高級99%純度というジャスミンライスはよく合う。場所柄もあってか高いとは思うが、中毒性と不思議な上質感を感じるカレーで、はまる人がいるのも頷ける。
ここを訊ねたのは、カレーが気になったこともあるが、運営している会社にも興味を惹かれてのこと。こちらを運営しているダイヤモンドスターは、現在は、パパイヤやマンゴーなどの輸入、生産販売で日本トップシェアを誇っている会社だそうだが、以前はボウリング業界を牽引する機器設備の会社だったそうだ。その間にどんなことがあったのだろう。南欧料理店である「サングリア」でタイカレーなのも、本業でのタイとのつながりがあってのことなんだろうと、どこか納得(ちなみに、イベリコ豚の生ハム等の輸入も営っているらしい)。
【お店情報】
サングリア 丸の内2-2-1 岸本ビル B1 地図
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