KAIRADA・カイラダ (銀座)
伝統の系譜と、カジュアルな雰囲気。この狭間の距離感は、結構好みだ。
こちらでランチを頂いて、ぜひ夜もと思っていたところ、しずりんさんからご一緒しませんか?とコメントを頂戴し、こちらの方やそちらの方と。アピシウス、パ・マルと通じて22年、故高橋氏シェフに師事した後、独立しオープンした店。経歴を聞くと古典的で伝統的なイメージだが、店の構えやカウンター席を設けるなど気軽な印象で、料理や客への思いは一所懸命。裏銀座という立地も好い。
ディナーは5,250円~。一番軽いコースを頂いたが、それぞれの皿のポーションは十分で満足な内容。
特製ピクルスのアミューズグールに続いて運ばれてきたのは、オードブル。この日は、盛り合わせで。サーモンのマリネ、グリエールチーズのタルト、ホタテのキッシュ、鶏肉のガランディーヌなど。基本的には、しっかり一皿一品が好みだが、一つ一つがしっかりしていると楽しいもの。
サービスでと出していただいた、ランチでも頂いたガスパチョ。夏野菜の瑞々しさ、清々しさが印象的。
メインは、肉 or 魚がそれぞれ3種類づつ。中から、うずらのファルシーを。
デザートも盛り合わせで。一番印象的だったのは、バジルのシャーベット。色合いの鮮やかささながら、口に含んだときの爽快感たるや。
シェフとスタッフ二人で切り盛りされているため、混雑しているときは大変だろうが、手隙になれば色々とお話も伺えたりと、やはり気さくな雰囲気。長袖が似合う季節に、また訪ねてみたい。
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コメント
おいしそうですー。5250円からなら、そんなに高くはないですね。
うずらのファルシーがとってもとってもおいしそうです。ファルシーて何ですか??
ここは、ぜひ行ってみたいです。
投稿: can | 2010年9月10日 15:32
上質で力強く、彩りも素晴らしいお料理ですね!
このような雰囲気のお店は言わずもがなですが、
同じく上質なお客さんが大切にして呉れるでしょう。
お客がお店を育て、お店もお客を育てるんですね。
それにしても奇麗な写真!
カメラの腕前、そうとうなものですね。
ワシも眼だけで…ご馳走さまでした。
投稿: よろ~よれ爺 | 2010年9月10日 22:16
●canさん
5250円のコースでもお腹一杯になりました。
たしか、canさんはワインも飲まれますよね。
ワインが少し安くなるコースもありますので
(「ワーンコース」だったかな?)
ぜひ、相談してみてください。
投稿: のむのむ | 2010年9月11日 09:56
●よろ~よれ爺さん
おっしゃるとおり、よくいらっしゃっている方は
よく分かってらっしゃる方が多いようです。
お店の雰囲気は、おのずと良くなりますよね。
写真お褒め下さってありがとうございます。
私の腕というより、やはり料理の素晴らしさならではだと思います。
投稿: のむのむ | 2010年9月11日 10:08