星福 麻婆豆腐 （銀座）

牡蠣つゆそばを求めて雪園へ行ったところ、生憎の満席に回れ右。すっかり中華口になっていたため、近くの星福へ飛び込んだ。最近は、酸辛麺や、麺に小籠包や生煎包がついたセットばかり頂いていたため、久しぶりに定食の中から、麻婆豆腐を注文（1,000円）。

ほどなく運ばれてくるのは、セットの点心、小鉢、名物の薬膳スープ。クコの実、白きくらげ、蓮の実、骨付きの豚肉などがふんだんに入った贅沢な一品。蒸したてでアツアツのところを口にすると、「薬膳」から想像する漢方臭さはなく、体にスゥーと染み込み、次第に体の芯からポカポカと温かくなる。これからの季節には、欲することの多くなる一品だ。


麻婆豆腐は、横長の皿で提供。これまでに何度か頂いたことがあるが、記憶にあるものよりも、辛さや山椒の風味が増して、品の良さはそのままに小気味よさが滲む。とはいえ、辛いものを求めて行くと違和感がありそうだが、このバランスは割と好みだ。レシピが変わったのか、それとも偶然か気になるところ。デザートには、杏仁豆腐。

ちなみに、新メニューの登場が続くこちら。新たに、『皮付き角煮と野菜のつゆそば』と『食べるらー油のつけ麺』が登場した模様。

【お店情報】
星福 銀座一丁目店　銀座1-6-2 山口興産AビルB1　ぐるなび