神田ではしご酒 三州屋 ～ 樽平 （神田）

一人で呑るのも、皆と飲むのも、楽しいのがはしご酒

三州屋といえば、自分にとっては銀座店だが、この日伺ったのは、俗に言う「神田駅前」の三州屋。神田駅北口の路地の中にある店舗。そういえば、銀座の三州屋も、どちらも「銀座店」。それでも、なんとなく区別が出来ているのが面白いところだ。

もう少しで牡蠣が出始めるというこの日は、ここで一人で呑ってることもあるという、motomocomoさんと、ももパパさん、くにちゃん、プチトマ子さんと。ちょうど一番奥のテーブル席で、割烹着のおねいさんが、あれやこれやと仕切ってくれる。オススメに任せるまま、蟹サラダ、〆鯖、鳥豆腐。



鳥豆腐は、三州屋の代名詞ともいえるメニュー。若干の違いこそあれど、定番らしい安定感。

ちょうど脂が乗ってきた秋刀魚の塩焼きや、じんわりと甘さが染み入る銀むつのあら煮。今時期なら燗酒でといきたいところだ。

中央の大きなコの字のカウンターを挟んで、座敷とテーブル。週の真ん中だというのに何処のエリアも満員盛況。その中に漂う清々しさが、なんとも心地好い。

三州屋と後にして、もう一軒。特に当てもなく歩いていると、こちらも見覚えのある看板は、「樽平」の神田店。だだちゃ豆に、この日最後の分だった米沢牛入りの芋煮。


玉こんにゃくと山形づくしで。ピークの時間を過ぎ、落ち着きと穏やかさのある店内で、あれやこれやと重ねる会話と盃。一人もいいけど、差しつ差されつも、やっぱりいいもんだ。

【お店情報】　
神田 三州屋　内神田3-22-5　　地図
樽平 神田店　内神田3-13-2　　地図