竹の子 鯛めし (銀座)
*2011年1月20日をもって閉店
今朝のTV番組の占いで、山羊座のラッキーポイントは「郷土料理の店」と出ていた。そして、その後のコーナーで、取り上げられていたのが「大分の地元の方に人気のグルメ」。とくれば、今日のランチはここだろう。前に、だんご汁を頂いた豊後料理店「竹の子」。今日は、こちらも大分の「りゅうきゅう」を頂くことに。
「りゅうきゅう」とは、平たくいえば、生の魚を一口大に切って、醤油や酒、砂糖などで仕立てたタレにつけたもの。店の品書きには「鯛めし」(1,000円)とあるが、これは鯛の「りゅうきゅう」だからだそうだ。
鯛に合わせてか上品なタレで、料理屋らしい繊細な味わい。葱や海苔、生姜の薬味の他、以前「ちかっぱ 六本木店」で出会ったかぼすを使った調味料「かぼすこ」も。郷土料理店としてだけでなく、野菜と鶏の煮物、麩の炒めもの、出汁の上品な汁物と、全体を通してしっかりとした料理が味わえるのも魅力だ。
他には、刺身がつく焼魚定食、さつま揚げがつく煮魚定食(いずれも1,000円)と副菜の充実した定食が揃う。前回は静かだったが、今日は満席で賑わいを見せている。昼の営業が定着してきたことの証だろう。
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