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2010年12月19日

吟雅  (阿佐ヶ谷)

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『酒は純米 燗ならなお良し』
これを看板を書かれたら、気にならずには居られまい。

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阿佐ヶ谷一番街を、ずずいと歩いてどんつき辺り。前を通るたび、気になっていた件の言葉。そして、店名「吟雅」の冠にある、「居酒屋」でも、「日本酒」でもない「純米酒」の文字。その潔さと、どちらかというとスナック的な入口に入り難さを感じて、気になっている状態のまま随分と時を過ごしてしまっていた。少々勇気を出して小一時間。店を出たときには、「多分これから何度も訪ねるだろう」と呟いていた。

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6、7人も入れば一杯という手狭な店。カウンターの端には、無ろ過生原酒の瓶がずらり。秋鹿、奥播磨、竹鶴、十旭日、悦凱陣など、唸る並びに困ってしまい、とりあえずビールをお願いして、これからの展開を考える。出してくれたのは、ポテトサラダ。ケッパーも入った洋風な仕上げ。

悩んだ末に、風の森。そして、鶴齢。日本酒は五勺から注文可。丁寧な燗つけも魅力だ。

魅力は酒だけでなく、ご主人が作る肴。和風なものだけでなく、先のポテトサラダのような洋風な料理も並ぶ。骨太の酒には、こんな旨みの強い肴がいい。

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ここに書いてないものでも、ご用意できるものがありますと教えて頂いた「赤ピーマンのムース」を。以前はメニューに載せていたものだそうだ。これは、ご主人曰く、全く作り方を変えたものだそうで、再びメニューに載せるかどうか考えているところとのこと。滑らかなムースは溶けると、赤ピーマンのいいところを凝縮した風味がふわり。

「不思議とこれと合うんですよ」と猪口一杯出して頂いた古酒との相性の良さに驚き。マリアージュとはこういうことを云うんだ。

並ぶ酒は、酸の効いた旨味の綺麗な西の酒が多く、北の酒を好んで呑んできた自分には新鮮で、この魅力の虜になりそうだ。酒は1合1,000円前後、肴は三ケタが主軸。この店の酒にも、肴にも、ご主人の酒の話にも、もっと触れてみたいと思っている。

【お店情報】
純米酒 吟雅  杉並区阿佐谷南2-20-2 地図

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コメント

こんばんは!

またまた素敵なお店・・・
阿佐ヶ谷は本当にいいお店が多いですね。
加えて、のむのむさんの文章はいつもながら飲み心を凄くくすぐります!

お酒の燗つけ、丁寧にしてもらえるのって最近はなかなかないですよね。
チーンって音が聞こえてから運ばれて来て・・・というのが平気でありますからsweat01

投稿: さおぷー | 2010年12月20日 23:09

●さおぷーさん
飲みたい重視で住処を決めてよかったです(笑)

燗のつけ方で随分違いますもんね~
しょうがないなぁと思う店も、たまにありますけど、
飲もう!と思う日は、やっぱりお酒を大事にしているお店に行きたいですよね

投稿: のむのむ | 2010年12月21日 07:49

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