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2011年2月20日

青森 冬の旅 その1 ストーブ列車、炙りするめとカップ酒 (津軽五所川原~津軽中里)

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今度の旅は『冬の青森』。旅をするなら、寒い処には寒い時期に、暑い処には暑い時期が好い。雪は「舞う」ほどしか降らない地域で生まれ育った故の雪への憧れもあり、寒い地域ならではの食や文化との出会いありと、充実の2泊3日。東京駅から3時間20余分と、ぐんと近くなった青森。降り立った真新しい新青森駅には、冬の青森を楽しみにしてきた人で賑わいを見せていた。

冬の青森に来たら、是非とも乗ってみたかったストーブ列車(で、するめ炙って飲みたい)。津軽五所川原~津軽中里間を走る津軽鉄道の一日3往復分(冬季のみ、2011年は3月末まで)が、ストーブ列車として運行。

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雪に塗れたホームには発車を待つストーブ列車。当日は三連休の最中とあって、ストーブ列車に乗るツアーの団体客の予約席でほぼ満席。ツアー客は途中の太宰治の生家「斜陽館」などがある金木駅で降りるそうで、五所川原~金木までは、連結された普通列車、金木から終点の津軽中里までストーブ列車に乗車することに。


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金木を過ぎて団体客は居なくなったとはいえ、満席のストーブ列車。皆、するめや缶ビールや酒を持ち込み、和やかに、且つ、今か今かと車内にあるだるまストーブの周りに寄っていく。

車内にはアテンダントさんが居て、そんな乗客を巧く捌きながら、炙りますよとするめを集めてくれる。 炙りは半被を纏ったするめ焼き名人さんに依る。

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ストーブに石炭を焼べるのは車掌さん。さすがに人気列車の車掌さん、慣れたものでカメラを向けると手を止めてくれた。

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金木~津軽中里までは意外に近く、カップ酒1杯を呑む時間もなく終着駅に到着。駅舎の外に出てみたが、駅舎の一部は既に閉店したスーパーマーケット。乗ってきたストーブ列車の写真を撮る者以外は、折り返して発車する五所川原行きのストーブ列車に列を作る。

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帰りもストーブ列車は満席で、普通車両に乗り込み、ゆっくりと行きに炙って貰ったするめと酒と、雪景色を堪能。ご自分たちで作った漬物や素朴な芋やぽん菓子を売るおばちゃん達との会話も楽しみの一つだ。

前日泊まったのが青森だったこともあり、ストーブ列車の発車までの時間は、立佞武多の館と久しぶりの「あげたい」。ちなみに、立佞武多の館では、ストーブ列車に乗る人向けに「するめとワンカップのセット」なども販売されている。もちろん、するめや酒は、駅売りや車内販売もあり。

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ちなみに、青森・弘前~五所川原は列車の本数も少ないので、バス利用を考えると良い。写真は、五所川原駅前のバスの待合所。溢れる旅情感が素敵だ。

青森の旅の記事は、週末しばらく続きます。相変わらず、呑んで食べてばかりですが、どうぞお付き合いのほどを。

【お店情報】
ストーブ列車・・・津軽鉄道ホームページ

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コメント

ようこそ、青森へ♪
ストーブ列車でスルメとカップ酒、良いですねぇ。
ストーブ列車ってストーブの前の席は、思っているよりも熱いんで、お酒が入るとぽっかぽかだったでしょ。
私も来週、ストーブ列車に乗ろうと思ってました♪

まずは、明日、お会いできるのを楽しみにしていま~す♪

投稿: Kuu@まるごと青森 | 2011年2月22日 12:21

●Kuu@まるごと青森さん
行ってきました!
冬の青森でしたが、今度は地吹雪に合わず快適でした(笑)
座っていたのはストーブから少し離れたところだったので
よかったですが、
写真を撮るのに近づくと、本当にポッカポカでした

そして、今日も楽しみにしてまーす♪

投稿: のむのむ | 2011年2月23日 07:57

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