雪園 牡蠣と豆腐のピリ辛石鍋ご飯 (京橋)
牡蠣の季節ならば食べなきゃと思うものがいくつかあるが、雪園のこの牡蠣の石鍋ご飯もその一つ。住所は京橋だが、首都高の高架に程近くの裏道を入ったところにある一軒家の中国湖南料理店。
この牡蠣の石鍋ご飯は、もちろん冬季限定。牡蠣と豆腐のこっくりした煮込みが、アツアツの石焼に熱せられたクツクツという音と、てらてらとした照りを従えてやってくる姿は堪らない。慌ててハフっとやると、お約束どおりに上顎を火傷するが、牡蠣が入っていない部分にも関わらず、牡蠣の風味がする豆腐と餡にニヤリとする。今年は三重県産の牡蠣を使っているそうで、熱せられぷっくりとしたものが5、6個ほど。むっちりとした牡蠣の食感と、つるりと滑らかな豆腐の食感の組み合わせが、これまた好いのだ。
小鉢にスープ、デザート付きで1,300円。日常のランチとしては少々高いが、それに見合う満足感。この季節メニューを楽しみにしている方も多いよう。ご常連らしいご夫婦が、「やっと始まりましたね」と嬉しそうに注文していたのが印象的だった。
【お店情報】
中国湖南料理 雪園 京橋3-6-8 ぐるなび
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