ランタン・ルージュ （中野）
美味しい料理とワインで、いつもご機嫌
昨年9月、中野北口にオープンした「ランタン・ルージュ」。開店直後に伺って以来、そのお手頃飲み頃のワインと、フレンチバルらしい気軽で美味しい料理、そして、清水さんの笑顔にすっかりヤラレてしまって、ついつい足を運んでしまう店。
店名の「ランタン・ルージュ」は、フランス語でいう「赤ちょうちん」。カウンターに腰掛けて、とりあえずとその日のおすすめの泡を頂きながら、例えば、プチトマトのコンポートなんかをつまんだりして、その日の展開を算段。
メニューは、毎日少しづつ変化。牡蠣の時期ならば、アンドラでお馴染みの健牡蠣のポワレカリフラワーのソース。焦げ目の香ばしさが、牡蠣やクリームソースのコクにアクセントを加えて、ウマウマの一皿。
まだ肌寒い日ならば、豚肉とハツモトのグラタン。コクたっぷりのアツアツ煮込みにとろ～りチーズがとける幸せの二重奏。通常は、二人でシェアしてもいい大きさだけれども、一人だからとココットサイズで出してくれたり。こんなフレキシブルな対応もニクいところ。
野菜がたくさん出てきたら、分厚いれんこんステーキだったり。
がっつり食べたい日には、骨付きの十文字鶏のロティを頂いたり。パリパリの皮目や、ビネガーを使ったソースの酸味が食欲を誘って、行儀は悪いが骨までしゃぶりつきたいくらいだ。付け合わせの筍が、これまた美味いんだ。
定番の玉ねぎのキッシュは、人気の高い一品。このキッシュなど、数種類の前菜を盛り込んだおまかせ前菜の盛り合わせなんてのも。
ワインはその日のおすすめが黒板に記されているが、清水さんに相談するのが一番。ワインだけでなく、シェリー、焼酎に日本酒なども。チーズやデザート類もあり、いろいろなシーンで飲みに行けるのも有難いところ。混んでいることも多いので、お出かけ前に電話を1本入れると安心。
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