ニンニクの首都が魅せるニンニクの面白み (田子町ガーリックセンター@青森・三戸)
ニンニクの旬をご存じですか?
実は今。ニンニクは、スーパーなどで一年中見かけるが、一般に流通しているものは、保存が効くように半乾燥させたもの。生のニンニクは、今時期だけの季節限定のニンニク。この時期、産地はにんにくの香りでいっぱいになるそうだ。
ニンニクの産地といえば、生産量日本一の青森県。その生産量は、全国の約75%を占めるそうだ。中でも、「たっこにんにく」で知られる田子町は、「ニンニくの首都」として町ぐるみでブランド化を推し進めてきており、「田子町ガーリックセンター」なるニンニクに特化した面白い施設も。
どうして知っているのかというと、3月にその「田子町ガーリックセンター」に伺ったから。大きく旨みや風味豊かな「たっこにんにく」はもちろん、「たっこにんにく」を使ったカレーやふりかけ、味噌やドレッシング等の販売や、
田子町の姉妹都市で世界一のニンニク生産量を誇る「ギルロイ市」の名前をつけたギルロイカフェでは、ニンニクを使った多彩な料理が提供されている。照明もニンニクの形だったりと、こだわり満載。
ギルロイ市直輸入のレシピで作られるガーリックポテトは、がっつりとニンニクが香るし、
特大のたっこにんにくを贅沢に使った丸焼きは、ほこほこ感が満点で、たっこにんにくを存分の堪能できる一品。
田子町のもう一つの名産品「田子牛」を使った牛丼にも、ゴロゴロとにんにく。
カレーにももちろんニンニク。じゃがいものように見えるのがソレ。ニンニクが入ると俄然沸く食欲。がっつりした食事にニンニクは鉄板。
一方で、ニンニク味噌を塗った焼きおにぎりも美味。そして、付け合わせにちょこっと添えられた、チャーシューの煮汁で煮たニンニクの素晴らしいこと。
ソフトクリームもニンニク入り。こちらは、比較的柔らかめに香る感じ。同じニンニクを使うにしても、硬軟緩急様々な表情を魅せる使い方は、ニンニクの首都だからこそ。
そんな田子町は、今ニンニクの収穫真っ盛り。町内の各所で、にんにく収穫祭が行われているそう(詳細はこちら)。にんにく狩りは今週末に終わってしまったけれど、来週・さ来週と、掘り立てにんにく市や産直フェアが開催され、ガーリックセンターでも、生ニンニクを使った特別メニューが提供されるそうだ。生ニンニクは、瑞々しくてシャキシャキ。加熱をするとさらにホクホクと甘いらしい。生のまま刺身で食べたり、一夜漬けにしたりもするそうだ。
あぁ、妄想は膨らむばかり。いつか、ニンニクの香りに抱かれに行きたいのです。
【お店情報】
田子町ガーリックセンター 青森県三戸郡田子町田子字11
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コメント
にんにくって食べ過ぎるとお腹壊しませんか~?
投稿: まる | 2012年6月25日 21:41
●まるさん
食べ過ぎるとお腹壊すっていいますよね~
この日は全然大丈夫でした。
加熱したものが多かったからかな?
投稿: のむのむ | 2012年6月26日 07:47