小花 排骨冷麺 (丸の内)
梅雨が明けたと思ったら、早速の猛暑のお出まし。突然の熱気に米を食む気力は失せて、冷たい麺ならばと出向いたのが小花。夏に食べたい「排骨冷麺」(1,000円)が目当てだ。
初めてカウンターではなく、丸テーブルに案内されたこともあって、周りをキョロキョロと見てみると、人気の担担麺の他は、やはり排骨冷麺を啜る人が目立つ。
他のメニューよりも少し時間がかかる気がするのは、排骨を揚げているせいもあるが、麺をキッチリと冷やしているからだろう。平皿には、デンと鎮座する揚げ立ての排骨に、冷たい麺と水菜、葱。その温度感の好さも然ることながら、冷麺に相応しい油切れのいい揚げ具合と、脂身少な目の排骨。時間が経つと、少し甘めで酸味のあるツユが、衣に染みたところも好い。
12時を過ぎると、テイクアウトとイートインの2本の列がずらりと並ぶ繁盛店。丸の内にあって、街場の中華料理店のような雑然とした雰囲気と活気と、明るく仕切るマダムがとても感じいい。冬の牡蠣そばに、夏の冷麺。オフィスビル群の中にも季節あり。
【お店情報】
中華料理 小花 丸の内3-3-1 新東京ビルB1 ぐるなび
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