キッチン大正軒 アジフライ・カキフライ定食 （銀座）

３日めの正直。今日こそ牡蠣をと思うが、今日は洋食・フライの気分。ついでにいうと、牡蠣も食べたいが鯵も食べたい。となると、向かうべきところはキッチン大正軒。

けれども空模様の怪しい昼時。行列なんじゃないかと恐る恐る向かってみると、並んでいる人はいるものの、２人のみ。これなら大丈夫だと列に加わることにした。

並んでいる間に注文はすませてあるから、席があけば、自分と同じタイミングで皿が届く。アジフライとカキフライの盛り合わせ(1,100円)。アジフライが２つに、中々の大きさのカキフライが３つ。さらにたっぷりキャベツにナポリタンが乗ると、さすがに皿が狭そうだ。

ここのカキフライは、カリッと揚がった衣を噛むと、閉じ込められたアツアツのエキスがジュッと飛び出すんだ。アフッと思わず身を引くものの、後から広がる風味に、堪らずもう一口。そうなんだ、フライなんだよ。色んな美味しいカキフライがあるけれども、ここのはフライという料理法の素敵さを思う。アジフライもそう。尻尾までピンと立った威勢の良さ。

それにしても良く食べた。周りを見渡せば、カキフライと生姜焼き、生姜焼きとから揚げ。エビフライとスコッチエッグに、アジフライを１枚追加なんていう先輩も。皆さん元気と思うが、活気ある店の雰囲気の仕業だな、きっと。

【お店情報】
キッチン大正軒　有楽町2-10-1 東京交通会館B1　地図