泰明庵 せりカレーそば (銀座)
ぼやぼやしてると、芹の根の季節が過ぎてしまうと泰明庵でせりカレーそば(1,200円)。昼時は相席必至の繁盛店だが、今日は4人席に4人入れ込む大賑わいで、それでも待つ人が出る状況。
短冊が一番よく見える席に案内されたが、食べるものは決まってる。腰を掛けつつ、「せりカレーそば…」とまで発すると、しっかりとこっちを見て「根入りね」と返された。顔には噯にも出さないが、内心は「うわー、凄い。よく分かったなァ」とドッキドキ。せりカレーそばばかり食べているわけでもないし、そもそも、月に何度も来るわけではないのに。
よく見ていれば、席が決まっていない待っている人にも先に注文を聞き、厨房へ入れている。他にも、途中で席を変わっても、ちゃんとそこへ注文の品を運んでいく。なるほど、きっと、席ではなくて、人で注文を覚えているんだ。
さてと、運ばれてきたせりカレーそば。上には芹と根っこがタンと載っていて、蕎麦の所在が見えないから、丼にググッと箸を入れて持ち上げる。と途端に、噎せ返りそうなほどにグワッと広がる芹とカレー、出汁の香り。そうそう、これが好きなんだ。
特等席に座ったおかげで、久し振りに短冊をしっかり見たが、生牡蠣に、白子天、わかざぎ天。黄ハタに本鮪、石鯛、かわはぎの刺身等々。元は魚屋というだけある素晴らしいラインアップ。お向かいの御仁は、桜海老のかき揚げをツマミに一杯。何が云いたいかというと、要するに「あー、自分も飲りたい」。
【お店情報】
泰明庵 銀座6-3-14 地図
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コメント
うわ、泰明庵さんでも蕎麦前できるのですね。
いいこと教わりました。
のむのむさん、有難うございますw
投稿: nobi | 2014年1月24日 12:34
●nobiさん
そうなんですよー。
ランチタイムにもいらっしゃいますが、
通し営業なので、その時間を過ぎると
むしろ居酒屋っぽくあるかも。
私も夜だと、蕎麦なしで帰っちゃうこともあります(ゴメンナサイ)
たしか、そばはミニサイズってのもお願いできたかと。
投稿: のむのむ | 2014年1月25日 09:32