龍馬 焼塩鯖 (京橋)
今日は焼魚。そうだなぁ、脂の乗った塩鯖なんてどうだろう。それに小鉢が幾つかあると最高なんだが…と、塩鯖がある店を思い巡らせる。あァ、そう云えばと思い出したのが龍馬。数年前は昼に夜にと伺っていたが、ランチを止めた頃からすっかりと足が遠のいていた店。1年程前だったか、ランチが再開していることに気が付いたが、実のところ、それ以前から再開していたらしい。割と通る道を1本外れただけで、こんなにも足が遠くなってしまうものかと、驚いた。
ランチメニューは、件の塩鯖と、煮込みハンバーグ、メンチカツ、コロッケが定番(850円)。それらもたっぷりとした量があるにも関わらず、小鉢が3品に漬物がつくというお腹にも懐にも嬉しい定食が魅力。
塩鯖ならば、切り身ではなく半身がドンと。皮目にも脂がふつふつと滲み出て、飯を呼ぶ。小鉢は、ほうれん草の胡麻和えに、おでん、納豆。そして野沢菜漬け。ご飯も「今日は○○産の」と案内がある拘りもの。今日は丁度一回転めの方が済んだ後で難なく入れたが、後から続々と客が来て、やっぱり「満席で」と断られる方も。
それにしても、女将さんがご健在で何よりだ。夜は、東北の酒場のような、たっぷりとした種類の豊富なお通しと、拘りの銘酒が揃う酒場。中でも、十四代の揃えは、都内でここ以上の処の記憶がない。ここでいろんな話をしたなァと、古い仲間を思い出した。
【お店情報】
酒 龍馬 京橋2-7-15 鈴木ビル1F 地図
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