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2014年3月 9日

やんたけ (阿佐ヶ谷)

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出会って1年。もはや生活になくてはならぬ店。

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ビリエットの時にも書いたが、通う店というのは格別だ。伺う度に、その季節らしい肴があって、好きな酒が2、3ある。それだけでいいが、殊の外難しい。その点、やんたけは、最初に季節感にやられた。気になっていたきっかけは、牡蠣のおでん。店前をうろうろとし悩むうちに、実際伺った頃には季節的を過ぎてしまっていて、残念に思ったが、代わりに、山菜の天麩羅や独活と若芽の酢味噌和えなどが並んでいた。

 

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秋になれば、例えば和栗の天麩羅。渋皮をつけたままの栗を揚げたもので、渋みに栗自体の滋味な甘さ、油のコク味で、人生で食べた栗の中で一番美味しい栗だった。

 

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そして、夏が過ぎれば、鯖類が登場する。大好物の〆鯖もあるが、

 

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やんたけなら、博多辺りの名物のごまさばも好い。他、鯖なら、刺身があったり、炙りがあったりと、今日は何があるだろうと愉しみで仕方がない。

 

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刺身ならば、盛り合わせも可。一人前なら3種類ほどで650円。一種類につき、一切れではなく、旨いものならやっぱり2切れ。一人呑むに都合がいい種類とサイズ。

 

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一方で、盛り合わせでなくても、例えば、烏賊の刺身なら、半分には海苔を巻き込むという嬉しい仕様。別の日の平目なら、身にエンガワ、そして分葱を巻いたものという様相。こんな仕事に、ついついもう一杯となる。

 

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季節が一巡して、冬にはおでんも始まった。食材や調味料にも厳選したものを使う店。自家製や無添加の種も多い。ふわふわと柔らかいのに煮崩れしないはんぺん。定番の染み染みの大根、自家製のさつま揚げや、つみれ、鶏団子も旨い。

 

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ある日など、すごく混んでいたから、とりあえず、おでんを貰って待つかと幾つかお願いしたら、全部、出汁や味付けが違って、返って面倒な注文をしてしまって申し訳ない日もあった。蛸なら柚子がふうわりと香し、しらたきなら、中華風の嵌る味。

 

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牡蠣なら、ピリリと辛めの仕上げ。

 

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牡蠣といえば、牡蠣のガーリック焼きを忘れてはならない。薄く衣を付けて香ばしく焼いたもので、自分に云わせれば、やんたけ風の牡蠣フライ。カリっと焼けた表面と、ガーリックの芳しい香りも印象が最初にするが、その後に広がる牡蠣の瑞々しさとミルク感。

 

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先日伺ったら、空豆が登場。茹で立てでホクホク。春らしい若い香りにロックオン。付け合わせのサツマイモのチップスなんかがまた素敵。やんたけは、こんな付け合わせの良さも魅力。フライの付け合せのキャベツなんて、ボール一杯食べたいくらいだ。

 

この1年でお酒の揃いが更に魅力的になって、益々伺いたくなってしまった。こんな酒呑みの生活にならない場所だが、特に、居酒屋というわけではなく、デザートを食べにくるご常連さんもいらっしゃるそう。お酒が苦手な方もぜひどうぞ。

 

【お店情報】
やんたけ 阿佐谷北2-12-4 2F 地図

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