麒麟 陳麻婆豆腐 (銀座)
連休合間の出勤日。取引先が休みだったり、職場も休暇の人が多かったりして、なんとなくピリッとしない月曜日。こういうときだからか、食べたいのは、辛いやつ。もう少し云えば、辛くて痺れるやつだ。
それならば、麻婆豆腐だろう。痺れるタイプのやつがあるところと、久し振りに麒麟へやってくる。銀座6丁目、席数の多い店だけれども、客も次々にやってくる。
ランチの人気は、2種類の料理にデザートもつくレディースランチ(1,030円:男性も注文可)が人気だが、今日は痺れに溺れたいから、6種類のメニューから一品に、スープとご飯(玉子粥)、ザーザイがつく麒麟ランチ(1,030円)で、陳麻婆豆腐を堪能。
運ばれてきたときから、鼻を擽る山椒の香り。そうそう、これだよ、これ。堪らずレンゲ一杯に掬って、口にすると、辛みはあるものの、それよりも山椒が強めの爽快な辛さ。今の欲に従えば、もうひと声と思う一方、美味しく食べるにはこれくらいがちょうど好いと思う。もう一つの特長は、豆腐の存在感。餡のサラリとした心地に、食感とコク味が残る島豆腐。麻婆豆腐は飲み物だと、誰かが云ってた気がするが、これは然にあらず。
食べ進むほどに汗が滲んで、食べ終わる頃には、気分もすっきり清々しい。それでなくても暑いくらいの日和に、ジャケットは完全にお荷物。
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