尾辰 鯛めしランチ (銀座)
筍やエンドウ豆、山菜なんかが出回る季節のせいか、春になると、炊き込みご飯欲が湧いてくる。そんな今日、向かったのは尾辰。この名前でピンと来た方は、きっと築地通の方だろう。築地の仲卸「尾辰商店」が営む「魚料理店」。4月に入ってランチを始めたそうで、「鯛めし」の看板が気になっていたところだ。
メニューは、この鯛めし1本(1,200円)。席に腰掛けると、「鯛めし、ご用意致しますね」と愛想の好いお兄さんが、お茶を持ってきてくれた。
鯛めしは、身の旨みや甘みが染みた、こっくり旨口のご飯に、ふうわりと香る三つ葉が爽やか。嬉しいことにお代わり自由。お隣の方は、一緒に来ている人を待たせて、「ごめん」と謝りながらの3杯め。刺身に、見た目よりもウンと身厚だった鯖味噌。野菜にも力を入れているそうで、たっぷりのサラダに、こちらも具がふんだんに入った味噌汁付く。
間口の狭いビルの地下1階。通路にある看板と、真っ白い地の暖簾がなければ、分かりにくいが、中々にお客さんが入ってくる。夜なら、どんな魚料理を出すのだろう。あまりお目に掛かれない魚なんか出てくると、面白いそうだ。
【お店情報】
銀座 尾辰 銀座1-4-6 第一ナスダ銀座ビルB1 地図
| 固定リンク
コメント