あなご屋ひらい ランチ小春ちらし (銀座)
夏のような暑さに、「こんな日なら中華三原の行列も少ないんじゃないか?」と三原橋までやってきたが、若干短い気がするものの、やはり行列、さすがの繁盛店。しかしながら、拾う神も居るもので、袋小路の入口に「小春ちらし」という貼り紙を見つけた。どんつきにある「あなご屋ひらい」の季節限定メニューらしい。
春らしい桃色の五穀米の上には、筍、アスパラ、シラス、蓮根、玉子、茗荷や茄子、胡瓜の漬物等が色鮮やかに載る。その見た目に、なんだか贅沢な気分になるなぁと思っていると、中には、ふっくら炊いた煮穴子が1本。ご飯よりも具が多いくらいで、箸をどこに入れても、具がザクザクと堀り出る宝箱。途中、柚子の皮を散らして、ふうわりとした香りを楽しむも佳し。
サラダに味噌汁がついて1,000円。穴子を食べに来たなら「箱めし」だろうが、これもいいなぁ。ちなみに「特選ちらし」もあり。
店のFacebookを見れば、このちらしは、2月から出していたそう。菜の花や、走りの筍がふんだんに入っていたようで、季節の移ろいを感じるというもの。そう思うと、そろそろこれも終わりだろうか。いやいや、まてよ。「日本橋玉ゐ」にもちらしがあったし、続けてやってくれないだろうか。
【お店情報】
あなご屋 ひらい 銀座5-9-5 地図
【おまけ】
Twitterで書きましたが、ぺるしぃの跡地に、地中海料理店がオープンしたよう。ランチ営業あり(1,080円~)。
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