日比谷BAR WHISKY-S Ⅱ (銀座)
銀座5丁目にオープンした日比谷BAR WHISKY-S Ⅱ。山崎を愉しめるWHISKY-S 1号店に続いてオープンしたこちらは、白州を堪能できるバー。森の蒸留所とも呼ばれる「白州蒸溜所」を思わせる森林の緑を基調とした バーらしくも柔らかさと清々しさを感じる雰囲気。
待ち合わせ時間ギリギリだったから、走ってやってきたところに、美味しい「森香るハイボール」。届けられたものが完成品ではなく、自らの手でポンとフレッシュミントを香りと広げて入れて、できあがり。
呑み心地の好いもう一杯は「白州Wソニック」。ノンビンテージと12年の白州を、ソーダとトニックで割ったから、このネーミング。しかも、ミントを一緒に凍らせた氷を使ってという小憎い作り。水、氷、ソーダも、同じ白州の天然水工場からのもので、馴染みが好く、さすがの飲み心地。
フードメニューは、白州蒸溜所の近くで獲れるものや、ウイスキーと合う燻製ものが盛りだくさん。特に気に入ったのは、いぶりがっこよりも柔らかい香りで瑞々しい紫蘇べったら漬けや
こちらも穏やかに燻製が香る鰆の塩マリネ。それにしても、どっぷり燻香というものではなく、自家製の燻製機で作られる柔らかい樽香というのが好い。写真はないが、脂がたっぷり乗った金目鯛の燻製も贅沢な味わいで美味。
ホットサンダー、そしてサバラバーなら、「これは!」 だったのが、サバ紫蘇ホットサンド。ライ麦パンのサクサクとした食感の後には、想像以上にジューシーで香りのある鯖。一方で、紫蘇や玉葱などのイイ抜け感があって好い感じなんだ。
この店舗は、特に、新しくウイスキーを好きになってもらいたいというテーマがあり、白州を使ったカクテルも。ハーブや果物を使った「森の恵み香りカクテル」や、デザートのようなヨーグルトカクテル。
一方で、この店だけで飲むことができる特別ヴィンテージモルトも。年を重ねるって悪くないなと思ったりするわけで―。
全面ガラス張りで気持ちがいいが、屋上には開放的なテラス席もあり。ビアガーデンも好いが、ウイスキーで乾杯というのも乙。
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