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2014年8月31日

鳥もと 本店 (荻窪)

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鳥もとだけど、豊盃!豊盃! 牡蠣!鰯!

荻窪駅の北口を出るとすぐ右手、荻窪のランドマーク的にあった鳥もと。JRのホームで電車待ちをしていても、ここの焼鳥の香りが漂ってきたのも、過去のこと。2009年に2店舗に分かれ移転して、気が付けばもう5年。

 

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鳥もとでは、皮ピー(皮とピーマン)とつくね。それにハイサワーが、鳥もとでの自分のテッパン。店の場所が変わっても、変わらず好きなものだ。

 

一方で、それぞれの店の独自性が出てきたのも確かで、本店なら、店主の地元、北海道の魚介類が品書きに並ぶように。正直云うと、そのくらいの意識でいたのだが、GW辺りに久しぶりに訪ねて品書きを見てびっくり。豊盃のラインアップの凄いこと。これだけのラインアップを揃えている店は、都内では知らない。

 

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そうと来れば、北海道の海の幸で豊盃と、厚岸の牡蠣。殻つきの剥き立て。ちゅるんと啜ってモグモグ。そこへ豊盃をツゥー。

 

何故、豊盃を置くようになったかと聞けば、北海道の魚介類に合う酒を探していたところ、豊盃に出会い、惚れ込んでしまったのだそう。けれども、既に人気の高い豊盃。当初は入荷するのがとても大変で、けれども熱い想いでここまで漕ぎつけたという話を伺った。その話している間にも、「惚れている」感じがヒシヒシと伝わってきて、当てられる。

 

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サシも見事な鰯刺しは、舌の乗せるとその温度で脂が滲み出でる。嫌味のないサラリとしら香りのいい脂。酒を添わせると、香りがまた立ち上ってうっとりする。

 

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こちらも北海道産の真ツブを刺身でもらってみれば、こんなにも綺麗な肝付き。まったりとしたコク味はあれど、一方で感じるのは鮮度ならではの爽快さ。身はコリコリ。磯の香りも嫋やかで、これはいいもんだ。

 

北海道産は、魚介類だけではなく、野菜類も。先日頂いたのは、瓜のぬた。他にも、トウモロコシのかき揚げなども。

 

それにしても驚いた。気軽で、焼き鳥屋としても好い店。一方で、魚と酒の旨い店。いや~、面白い。

 

【お店情報】
鳥もと 本店 上荻1-4-3 地図

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