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2014年9月28日

まめたろう (荻窪)

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綺麗な料理と好い器に、
ついつい酒が進んでしまって困る。


荻窪駅の北口を出て、住民の方々に混じって北へ向かって少々歩いたところに、気の利いた肴を並べた品書きを置く店を見つけた。自分が普段通う店よりも少し大きいような気がしたが、暖簾から少し覗き見れば、お一人様安心のカウンターがあって、それならばと伺ってみる。

 

店内は、6卓ほどのカウンターの他、テーブル席に小上がりもある。品書きも、刺身類に煮物、揚げ物、食事、酒のアテから甘味まで。御主人お一人で作るには十分な内容で、居酒屋というよりは、料理屋的。客も、自分のように飲みに来る人もあれば、食事に来る人もいらっしゃるようだ。

 

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ここいいなぁと思ったのは、最初に伺ったときのお通し。トマトのマリネに生ハムを載せたもので、暑くなりかけの時期にもぴったり。何より勝手に「和」のイメージを強くもっていたが、こういう感じの料理もあるんだと、益々興味が湧いてきた。

 

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またつい先日のお通しは、鮭の燻製。初っ端からこんなのを出されたら、呑まずにはおれまいて。

 

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刺身は大体5種類程度。遅くに伺うと無くなってしまうものもあり、皆、最初に頼むらしい。盛り合わせも可で、先日は、〆鯖を見つけて、それを入れて盛り合わせてもらったら、こんなにも別嬪さんな盛り合わせ。〆鯖もいいが、アズキハタや白鯛の昆布〆の淡い旨みがじんわりと旨い。

 

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定番のホテトサラダなら3種類のチーズが入って、コク味をプラス。燗をつけた酒が欲しくなるというもの。

 

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ちょっと胃に入るものが欲しくて、お願いしたのが「鮪の磯辺揚げと揚げ出し豆腐」。鮪の磯辺揚げって珍しいなと軽い気持ちだったが、いやはやこれが素敵だった。カウンターから差し出された器からは、途端に海苔の瑞々しく芳しい香り。鮪全体を衣が覆っているのではなく、厚いところと素のところと強弱があって、食感的にも好いアクセント。

 

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ある日の蛍烏賊と夏野菜の煮物。遅い時間で「材料がなくなってしまったものもありますが、それでよろしければ」と作って頂いたもの。蓋を開けると出汁や蛍烏賊、野菜の香りがして、薄味ながらもそれぞれの素材が活き活きと。ちなみに、一人であれば料理の量も相談に乗ってくれるそう。そんな心遣いがありがたい。

 

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もうちょっと飲みたいときに嬉しいのが、酒肴の欄。これも5種類程度あって、写真は、天然鱧の肝生姜煮。肝に腸に浮き袋。確かに内臓的ではあるけれど、下拵えの良さだろう。まろやかでこくある肝や、プニプニとした浮き袋が美味しく愉しめる。

 

日本酒は10種類前後。半合でも出してくれるため、いろいろと飲みたい方にも好い。会計をお願いすると、新しいお絞りと熱いお茶。安くはないが、普段使いするには上質で、誰かを連れて行っても安心できると思う。これからの季節なら、きっと牡蠣なんか美味しそうだと、今から楽しみなのだ。

 

【お店情報】
まめたろう 杉並区天沼3-21-1 メゾン荻窪1F 地図

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