泰明庵 セリカレーそば (銀座)
そろそろ「根っこ」が入る時期ではないだろうかと、泰明庵にやって来る。ここで「根っこ」といえば、「セリそば」に入る「芹の根」のこと。葉や茎の部分よりも強い食感と、最盛期になると噎せっ返るくらいの香りが大好きなのだ。
先月は、走りの「セリそば」を頂いたから、今日は「セリカレーそば」(1,200円)を。すると、「根っこ入れますか?」と来た。おー! 予想どおり、期待どおり。踊る心を抑えながら「お願いします」といえば、後は待つだけ。
届いたものを見れば、おや?根っこの注文が通ってなかったか? いつもは、器の上から見ただけでも、「ここに根っこいます!」と主張するのに、今日は姿が見えない。けれども下から混ぜっ返すと、芹の香りが鼻を擽る。カレーの香りと、まだ「襲われる」ほどではないが、あの独特の芹の香り。そう、これだよ、これ。シャクシャクと歯切れよい芹の食感も大好きだ。カレーは、片栗粉でとろみをつけたあんかけスタイルで、最後までアツアツ。唇を火傷することも間々あるが、それでも食べたい一品。
短冊を眺めると、牡蠣のメニューも始まった。今年こそ、牡蠣に芹なんてどうだろう。あと、牡蠣とじ丼とか。いろいろ妄想が止まないのも、泰明庵の魅力だ。
【お店情報】
泰明庵 銀座6-3-14 地図
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コメント
おぉっ!根っこ根っこ♪
始まったのですね〜〜
これはやりくり付けてお伺いせねば!
投稿: 出挙いたこ | 2014年10月20日 19:07
●出挙いたこさん
ですです~♪
らしさを感じるには、もうちょっと寒さが募るといいのですけど。
ぜひ一度~。
投稿: のむのむ | 2014年10月20日 23:55