岩戸 豚汁定食 (銀座)
食べたいと浮かんだものが、なぜか里芋。あの柔らかくねっとりとした歯触り、舌触り。思い出すと、どんどん欲が増してくる。
それで、岩戸。里芋で真っ先に思い浮かんだのが、岩戸の豚汁だったから。煮っころがしよりも、白さが残っているのが今日のイメージだったから、まさにぴったり。
腰を下ろしてすぐ運ばれてきた豚汁には、そんな気分もお見通しのように、里芋がドドンと目に入るところに装われている。そう、これこれ。うれしいなぁ。はむっと一齧りすると、ほっくりと崩れては、舌に絡んで仄甘さが広がって行く。相変わらず大ぶりの大根に人参、牛蒡のほか、今日は、好物のしっかりと煮て柔らかくなった玉葱がたっぷり。食べたいものに好物もふんだんに入ってニッコニコ。
漬けの鮪も大ぶりなものが多く、ご飯を巻いて口に放り込めば、胡麻や海苔の香りが口いっぱいに広がって、こちらも変わらぬ旨さ。
帰り際、レジの横にある品書きを見れば、あまりお目に掛かれない「生いくら丼定食」(1,300円)がある。あー、来週あるかなぁ。
【お店情報】
岩戸 銀座店 銀座1-5-1 第三太陽ビル 1F 地図
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