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2014年11月18日

いわた お楽しみ定食 (銀座)

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外堀通りを1本中央通り側に入った、銀座7丁目。この辺りまで来るときは、目標があってくることが多いことがほとんどで、ずっと知ってはいるもののが、入りそびれていた店がある。それが、いわた。「家庭料理」の行灯看板と、昼時にはずらりと並ぶランチメニュー。一軒家の外観の様子からしても、昼にも夜にも、きっといい店なんだろうと思わせるに十分な佇まい。

暖簾を潜ると、割烹着のおかみさんの愛想のよい、「いらっしゃーい」と出迎え。ちょうど入れ違いになる方がいて、にこやかに見送っていて後、「ごめんね、お待たせしちゃって」と注文を聴いてくれた。ランチタイムは、入ってすぐの勘定場で会計する前払いシステムで、お願いしたのは、3種類ある「お楽しみ定食」(1,000)の中から、コロッケとメンチカツの定食。ついつい「コロッケ」に惹かれてしまったのだが、支払いをしているうちに、「カキフライ定食」(1,000)を見つけてしまって、少し心が揺れたけれど。

運ばれてきたのは、揚げ立て熱々のフライに、ひじきの煮物と大根煮。山盛りご飯に味噌汁、漬物と、絵に描いたような定食。けれども、食べ始めて驚いた。ホクホクのコロッケを想像していたら、とろりと滑らか、コク味もたっぷりのクリームコロッケのようなものだし、メンチカツは、箸を入れると肉汁がジュワリ。肉々しいのに嫌みがなく、ほんのりと漂うペッパー香。こうなると、カキフライがどうしても気になってしまうのも仕方あるまい。

素朴だけれども、ちゃんと拵えた感じがする小鉢類に、テーブルには、自家製のおかかふりかけが常備されていたりして、定食屋らしさもたっぷり。あと、忘れてならないのは、女将さんの明るさ。銀座らしい下町。そんな言葉が頭に浮かんだ。

定食は720円~とリーズナブルなものがある一方、特製限定品なんていう鯵の干物の定食なんかも気になってくる。どうしてこれまで来なかったのだろう。悔しいから、近いうちにまた。

【お店情報】
銀座 いわた 銀座7-4-7 地図

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