有薫酒蔵 田舎うどん (銀座)
あったかくて柔らかいうどんが食べたくて、有薫酒蔵にやって来た。伊勢うどんもチラリと頭をかすめた(故郷の味ということを扨措いても、あの太さと柔らかさは魅力的だ)が、こう寒くては、出汁を張ったうどんが食べたい。
ここの「田舎うどん」(650円)は、淡い色の出汁にふわふわと漂う柳腰のうどん。その上には、竹輪と葱と、甘く煮た肉。温かくて優しげな汁に引き寄せられるように、どんぶりに顔を近づけると、ほわりと小魚系のいい香り。コクリと一口、もう一口と啜ると、喉元から腹まで、ほかほかと暖まる。続いて饂飩をひっぱり上げると、つるつると滑らかに喉を過ぎる。これには、やっぱりこういう出汁だな。うんうん。
夏にお世話になった「島原そうめん」は、どうやら定番になった模様。冬になったせいか「にゅうめんもできます」なんて文字も添えられている。これは嬉しい!
【お店情報】
有薫酒蔵 銀座店 銀座2-2-18 ぐるなび
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