臼家 鶏そうめん (銀座)
連日寒い日が続くと、食べたくなるのは温まるもの。土鍋とか、こってりスープとか、とろみがあるもの……なんて言葉が頭にちらついて、そうだ、臼家の鶏そうめんなんてどうだろうと思いついた。
臼家は、小豆島の手延べうどんや素麺を提供する店。素麺好き、煮麺好きの自分にとってこれらがいつでも食べられるありがたい店。ここでずっと気になっていたのが、今日の目当ての鶏そうめん(1,382円:小鉢付き)だ。
運ばれてきた器には、これはまた、こってりと濃厚そうな白濁スープ。スープに浮かぶ粗挽きの黒胡椒の香りが、また食欲を誘う。2日間かけて作るというスープは、届いて食べ始めるまでの短い間にも、薄い膜が張る。素麺を持ち上げると、そのスープが素麺にしっかりと纏わり付いて、その濃厚さが推し量れるというもの。
飲んでみれば、鶏臭さは全くなく、甘味やコク味は濃厚なのに飲み口はさっぱり。しなやかだが、コシのある素麺との相性も好い。添えられた生姜を入れると、味がグッと引き締まり、さらにポカポカ。来る道はあんなに寒かったのに、帰り道は冷気が心地よいくらいだ。
後から入ってきた女性は、鶏そうめんに、別皿でごぼう天を注文。なるほど、そういう手もあるか。あのごぼう天、熱々で太くて旨いんだ。
【お店情報】
小豆島臼家 銀座店 銀座5-8-20 銀座コアB1 地図
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コメント
行かれましたね、鶏そうめん。
このスープ美味しいから、も一回ご飯入れて食べたいですよね。
つぎはごぼう天、食べてみます。
投稿: にゃおにゃん | 2014年12月16日 16:02
●にゃおにゃんさん
そう、このスープ美味しいですね。
私もご飯を入れて食べたいと思いましたが、
珍しくスープを完飲してしまいました。
投稿: のむのむ | 2014年12月17日 07:29