はま作 かき鮭のわっぱ飯 (東銀座)
最近、牡蠣は牡蠣でも、フライや天麩羅のように、衣が付けた牡蠣が好きなんじゃないかと思い始めていたが、どうやらそれは思いすごしだったらしい。というのも、毎シーズン楽しみにしている、はま作の牡蠣入りのわっぱ飯を食べて、蒸した牡蠣もやっぱり好きだと思ったからだ。
お願いしたのは、牡蠣と鮭のわっぱ飯(1,100円)。蓋を取ると濛々と立ち上がる湯気、鰹節やご飯の甘い香り。それらが落ち着くと自ずと目に入るのは、蒸されてぷっくりと膨れた牡蠣。その香りとエキスが仄かに染みたご飯と一緒に箸に乗せて頬張ると、少し硬さを帯びた牡蠣の表面がムチッと弾けて、牡蠣の風味と施された柚子の香りが口いっぱいに広がって行く。
向こう側の鮭はふっくらした身に、好い塩梅の塩気があって、ご飯との相性も最適。そして、食べ終わるまでご飯がほかほかと温かいままというのは、冬場、何よりのご馳走だ。
富山直送の海の幸が豊富で、イクラや蟹が載った豪勢なわっぱ飯も。まだまだ食べたい牡蠣料理は沢山あるが、早いものでもう1月も下旬。心なしか、気が急いてきた。
【お店情報】
新湊 はま作 銀座3-13-6 銀座KIビル 1F 地図
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