三州屋 アジフライ定食 (銀座)
アジフライ、何がなんでもアジフライ。それで、キッチン大正軒と迷って、向かったのは三州屋。三州屋のアジフライが久しぶりというのもあるが、食べたかったのが、鯵を開いて尾っぽが付いたタイプではなく、半身のタイプだったから。
ホワイトボードを見ると、あるあるアジフライ(1,050円)。そして、カキフライの文字がやはり踊っていなくて、少し寂しい気がしてしまう。後ろのほうでも、「カキフライないんだ~」なんて言葉が聞こえてくるが、「じゃ、アジフライ!」と元気の好い二の句に、なんだかニッコリしてしまう。
そして、ほどなく届くアジフライ。ザクザクの衣に歯を立てると、湯気と水蒸気がホコッと立ち上がり、中から、しっとりとした鯵が顔を見せる。ギリギリ寸止めで熱を入れましたというような生やかさで、咀嚼していくと鯵らしい香りと甘みがやってくる。そこへ、ご飯と味噌汁、漬物と順々に放り込むと、改めて定食としての良さを思うのだ。
【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図
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