三州屋 アジフライ定食 (銀座)
アジフライが食べたくて、三州屋。けれども、いつもの銀座店ではなく、今日は銀座一丁目店。夜に何度か伺った記憶はあるが、昼にはないなと思ったからだ。
向かうと、丁度出てきた方がお一人。これなら自分の席があるだろうと、つい先頃替わった白暖簾を潜る。先程すれ違った方であろう食器類をちょうど下げているところで、そのままそこへ腰を下ろした。
客席を仕切るおねえさんが「注文決まったら…」と背を向けそうになったところへ、「アジフライお願いします」と間髪入れずに切り返す。慌てたせいか、滑舌が悪かったらしく、「ぶり?」「いやいや、アジフライ」なんてやりとりがあって、それもなんだか愉しいものだ。
暫くして揃う、アジフライにご飯、なめこの味噌汁、香の物。パッと見たところ、銀座店とはフライの付け合せが違うらしい。けれども、粗い衣ながら、中身は身厚でしっとりした特長は同じ。ぎりぎりに火を入れましたというほどに、加熱はされているものの生やかで、咀嚼するほどに鯵らしい香りと甘みがやってくる。そこへの赤出汁、そしてご飯が凄く好きだ。
風を入れるためか、入口の両横にある小窓が開いていて、そこから顔を覗かせて、空席を確認する様子が、食堂らしくて微笑ましい。チャキチャキ仕切るおねえさんはこちらにもいらっしゃるが、銀座店よりもどこかのんびりとして、飲む人もおらず、周りは昼をとるサラリーマンやOLばかり。こちらはこちらで、良き佇まい。
【お店情報】
三州屋 銀座一丁目店 銀座1-6-15 地図
【岩戸ファンの皆様へ】 冷汁、始まってます!
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コメント
冷汁キタコレ
なんかメイン記事よりこちらの方に興味がw
一丁目店は二回行ったような気が
ここは二丁目と違った意味で
入りにくい感がありました
料亭「富み久」のお隣ですよねww
投稿: ぶひ | 2015年6月 3日 08:41
●ぶひさん
岩戸さんは、やっぱり行列してましたよ。
これを待っている方、ほんと多いなと思います。
一丁目の雰囲気も、また独特ですよね。
どちらも結構好きです。
投稿: のむのむ | 2015年6月 4日 07:21