ピノキオ エッグサンド (名古屋・大須)
ここにもあった!焼き立ての分厚い玉子を挟んだサンドイッチ。
金曜日。定時に職場を後にして、乗り込んだのは新幹線。第一の目的である宴会に二次会から合流して、気が付けば日付が変わる頃。翌朝目が覚めての目的は、大須商店街にある喫茶ピノキオ。10時半までがモーニングタイムだからと、11時頃訪ねたところ、街のベテランさん方がモーニングで集っている。今時なカフェでなく、完全地元密着型の喫茶店だ。
丁度調理を担当するご主人が買い出しで留守にしていて、「ちょっと待っててね」と云う奥さん。「どうぞどうぞ、急いでいませんから」と待っていると、大量のバナナを抱えて、ご主人が帰って来た。バナナはモーニングにも使われるし、店特製の果物の生ジュースにも使われるから、きっとあの量なのだろう。
そのうち、カシャカシャと玉子を掻き混ぜる音がして、そして、ジューッという音が聞こえて、玉子がフライパンへ移ったことを知らせてくれる。この音、この時間の「いよいよ感」がとても好きだ。
「おまたせしました~」と運ばれてきたサンドイッチは、サンドイッチファンにはお馴染みの名古屋「西アサヒ」の玉子サンドと同じ、分厚い玉子焼きと胡瓜もみの二重構造。
先ずは、印象的なのは、焼き立ての玉子の美味しいこと。均一に混ざった玉子は柔らかすぎず、固すぎず、そのままでとても食べ心地のいい玉子焼き。そして、やはりマヨネーズで和えた胡瓜揉みがいい仕事をする。食感と塩気、水分量。玉子と胡瓜の間にパンを一枚挟んでいるというのもよく出来たもんだ。
土曜日の昼にも少し早い時間だったからか余裕があったが、スパゲティーや定食など食事メニューも多く、平日のランチタイムはサラリーマンで賑わうらしい。それにしても、奥深き名古屋の喫茶店文化。次は、季節限定のみかんエードがある季節に。
【お店情報】
喫茶ピノキオ 名古屋市中区大須2-16-12 地図
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