葡萄屋 とりめし (銀座)
急に焼き鳥スイッチが入ってしまった。とはいえ、串を打ってある焼き鳥は、飯の供より酒の供。だから、串を抜いた焼き鳥丼なんかがいいんだが。そうだな、伊勢廣か栄一か。そうだ、久しぶりに葡萄屋に行こう。
やってきて驚いた。料金前払いだったのが後払いになり、メニューも随分変わっている。一番人気の「とりめし」の小さいサイズ&サラダ付きの「ミニとりめし」がないし、グラタンみたいなとりチーズ丼もなくなっている。一方で、とり茶漬けやとりしぐれ茶漬けなんていう、御茶漬けメニューが増えていた。
本当は、ミニとりめしにしようと思ってやって来たが、普通のとりめし(1,200円)をご飯少なめにしてもらう。待っている間にも、焼き鳥が焼けるいい香りが漂ってくる。あゝ、やっぱり飲みたくなっちゃうな。なんて思っていると、向かいの席の先輩方がビールをオーダー。くー、羨ましい。
悶々としてきたところに、丼が届いた。「冷めないうちにどうぞ」なんて手渡されたら、俄然食欲が湧いてくる。つくねに、脂の香りも美味しいぼんじり、艶々としたレバは、「歯応え」よりも「舌触り」「口溶け」という言葉が相応しい。それに何と言っても、炭で焼いた香りの好いこと。残り香にもうっとりする。
【お店情報】
葡萄屋 銀座西2-2 銀座インズ2 B1 ぐるなび
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