中俣酒造 舘(八丁堀)で日本ワインを味わう会
久しぶりに八丁堀に足を運ぶ。というのも、サントリーさんから「日本ワインを体感してみませんか」と、愉しそうなお話を頂戴したからだ。
日本のワインが美味しくなったという話を耳にすることが増えたが、実際、日本ワインの市場も盛り上がっているそうだ。
ところで、「日本ワイン」ってどんなワインのこと?
日本の酒税法では、海外から輸入された葡萄や葡萄果汁を原料にして、日本国内で製造・瓶詰されたワインについては、「国産ワイン」と名乗ることができるのだそうだ。サントリーでは、国産ぶどう100%使用し、国内で瓶詰されたワインについて「日本ワイン」と呼んでいるそうだ。
この日は、会場となった「中俣酒造 舘」の料理に、この日だけ特別に日本ワインコンクールで金賞を受賞したワインを持ち込んで、和食と日本ワインの組み合わせを楽しもうという志向。まずは、「津軽シャルドネ
2013」。この葡萄を作っている畑がりんご農園の並びにあるせいか、仄かにりんごらしいニュアンスのある白ワイン。じんわりと焼いて甘みが増した蓮根や蓮根などのシンプルな野菜料理はもちろん、
刺身の盛り合わせにも、合わせてみる。かんぱちに真鯛、気仙沼の鰹の塩たたきに、本マグロ。下田の金目鯛。刺身には日本酒だろうと思っているが、これはあるなぁ。更に言えば、金目のように旨い脂がたっぷり載ったものならば、ロゼが好い。
このロゼ「登美の丘ワイナリー
メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン ロゼ 2013」は、実にオールラウンダー。
贅沢にもアマダイをすり身にした、ふっかりむっちりと旨味が詰まったさつま揚げにも好く合う。
そして、のどぐろ。上品でとろりとした口当たりと旨みにも好い。それいしても、こののどぐろの大きさ、胴回りの太さに驚いた。囲炉裏端でじっくりと串焼きにしたこの店の名物料理というだけある。
外は香ばしく、箸を入れると湯気がフワフワ、身はホワホワ。ちなみに、10月19日銀座にのどぐろ専門店をオープンさせるそうだ。(追記:15日オープンだそうです。食べろぐ)
赤には、黒毛和牛のさぶとん。果実感豊かな『塩尻メルロ2011』に、凝縮感のある『岩垂原メルロ2012』。
いずれも個性はあるものの、品が良くて料理の邪魔をしない作り。それも日本の気候風土で採れる葡萄だからだそうだ。こういうワインなら、和食にワインを考えてもいいし、ワインは苦手という方にも受け入れ易いかもな。なお、これらのワインの一部は、Amazon から購入可能です。
【お店情報】
中俣酒造 舘 八丁堀2-18-2 ぐるなび
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コメント
日本ワイン好きです~
9月26日にサントリーの登美の丘に行って
カベルネフランの収穫体験をしてきました!
2020年に「登美」のブランドで売り出されるそうです
無料・有料試飲を20杯くらい♪
夜は甲府の行きつけの日本のワイン(地ビールも)
をたくさん紹介してくれるお店でまたガンガン
飲んでしまいました♪♪
一般向けにもこのような試飲会があると飲む人が
増えるかもしれませんね!
投稿: なー | 2015年10月13日 14:00
こんばんは。いつも貴重な情報をありがとうございます。
鹿児島の酒蔵である中俣さんは八丁堀に数店舗出していますね。このうち「八丁堀 茂助」さんには一度だけ行ったことがあります。鹿児島に2年ほど行っていた私としてはもっと足を運ぼうと思います。
投稿: バード | 2015年10月13日 20:30
●なーさん
登美の丘に行かれたんですね!
しかも収穫体験。発売が楽しいですね~。
ワイン総量に比べると、
やっぱり日本ワインに出会う機会が少ないですから
接する機会が増えることが必要ですよね。
投稿: のむのむ | 2015年10月14日 08:07
●バードさん
最初、焼酎の蔵元さんなのに日本ワイン?と思いましたが(笑)
料理も個性的でいいお店だと思いました。
今度こそ、焼酎も頂きに伺いたいと思います。
投稿: のむのむ | 2015年10月14日 08:12