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2015年10月 6日

魚竹 銀鮭照焼と生いくら丼のセット (築地)

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今日行く、来週行くと友人達と話して、早3週間。ようやっと、魚竹にやって来た。目当ては、この時期限定の「生いくら丼」。店前に貼りだされた「生いくら丼始まりました」と書かれた貼り紙が、「お待たせしました、今年も美味しいよ」なんて話しかけてくれているようで、気分も益々高まるというものだ。

入店すぐに空席に恵まれ、味噌汁、酢の物、漬物のセットが届いて、ほどなくして生いくら丼と銀鮭が届く。

正直に云えば、いくらに左程の思い入れはないが、魚竹のならば別。小ぶりの丼の上につやつやと輝く橙色は、生臭みがまるでなく、薄い皮がプチッと弾ける。それだけでも十分なご馳走だが、これにタレと、これまたもっちりと旨い白飯が混ざり溶け合って、口に柔らかく広がって行くときの多幸感。

それに、銀鮭照焼がこれまた素晴らしかった。口に入れたときの香りとふっくら感。噛むほどに溢れる旨みと醤油の塩梅。その美味しさに感嘆の声が漏れそうだった。

カウンターだけの狭い店。皆黙々と箸を進めているが、美味しいものを食べている幸せ感が漂う店らしい雰囲気もとても好きだ。そうだ、夜もすっかりご無沙汰。秋の夜長、燗でもつけて貰ってなんて思うと、それだけで心に灯が点る。

【お店情報】
魚竹 築地1-9-1 地図

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