おかめ きしめん (有楽町)
昼に食べようと思っていたものがあったにも関わらず、昼休み直前の打ち合わせが伸びに伸びて、それを断念。それで、飲食店がたくさん入る交通会館地下のレストラン街へやって来て、あちらこちらと店を覗く。さすがにキッチン大正軒やあけぼの、交通飯店などは、順番を待つ人が居て、いつも以上に短い時間では厳しそうだ。
それで、フロアをぐるりと回ってみると、珍しくおかめが空いている。ちょうど温かいものが食べたかったし、きしめんなんてどうだと考えなおすと、途端に安堵感と食欲が湧いてくるからゲンキンなものだ。
きしめんには、「豚きしめん」や、おでんがのった「おでんきしめん」なんてのもあるが、やっぱり普通の「きしめん」(810円)。自分が思うきしめんは、油揚げと湯気に踊る鰹節。ここのは、それ以外には、麩と葱が入っているだけというのが好きなところ。
食べている頃には、客は自分一人。厨房の方から、おかあさん方の、煮物やいなり用の揚げの煮方のコツなんていう声が漏れ聞こえてくる。急いで戻らなければいけないけれども、なんだかその話をもうちょっと聞いてみたいなぁと後ろ髪を引かれる想い。
【お店情報】
おかめ 交通会館店 有楽町2-10-1 東京交通会館 B1 地図
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