まんぷく食堂 お伊勢詣りの伊勢うどん （有楽町）

仕事関係では今日が最後の忘年会。それも開始時間が早いとならば、昼は軽めに。それで、伊勢うどんなんてどうだと、有楽町高架下のまんぷく食堂にやって来た。途中、慶屋のカレーうどんの香りに引き寄せられたが、慶屋のカウンターには幾人が並んでいて、いやいや「今日は伊勢うどんだ」と、初志貫徹。

数か月ぶりにやってきたら、これまた随分とメニューが変わっている。伊勢うどん以外にも、伊勢・三重の食材を押し押し。それと、先日オープンした伊勢物語とメニューブックの仕様が同じものに替わっている（メニュー自体は若干違う）。

伊勢うどんといえば、普通の伊勢うどんだろう。メニューを見ると、一番上に「お伊勢詣りの伊勢うどん」(680円)というのがあって、それが恐らく一番プレーンな奴とにらんでお願いする。

いやいや、前にもこちらで伊勢うどんを頂いたが、かなり自分の好みに近づいた。前から欲しいと思っていた一味が用意されていて、それにかまぼこ。自宅で食べるときは入れないが、外や店屋物で食べるときにはよく入っていた、赤く縁取りされたやつ（そして、決して上等ではない）。そして、最もうれしいのは、「たれダク」なこと。甘辛くて腹に落ちるととぽってりと温まる。前にも書いた気がするが、伊勢うどんは癒しだ。

本日のおすすめが書いてある黒板には、真珠貝の貝柱とある。これは地元以外で見たことがないぞ。ちょうど今時期が旬で、高校生の頃、真珠養殖が盛んな地域に住んでいた友人が、みんなで食べようと弁当箱いっぱいに持ってきたことを思い出した。

【お店情報】
まんぷく食堂　有楽町2-4-1　地図