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2015年12月 6日

SPOON+(スプーンプラス) (阿佐ヶ谷)

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西荻窪にある人気フレンチカレー店「SPOON」の支店が阿佐ヶ谷に出来たのは、ちょうど1年ほど前のこと。けれども、今年8月にカレー店から、ビストロ・ワインバル的な店にリニューアル。

そもそも、西荻の「SPOON」は、前菜などで軽く飲めるカレー店。飲める店という点では同じが、なぜ業態変更を?と聞いたところ、ズバリ、「阿佐ヶ谷の人は飲みすぎる」ということ。飲むことが目的の人が多く、長居しがちで、それならば飲む店にしてしまおうということらしい。想像はしていたが、やっぱりそうか。己を振り返り思わず苦笑。

 

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料理は、タパスから、メイン料理となる肉系のどっしりとしたものまでズラリ。6種類の冷前菜の盛り合わせなら、キャロットラペなどの野菜料理の他、自家製の生ハムに豚ハム、白レバーのペースト。しっとりとして、キュッと詰まる旨み。それでいて、重すぎず、スターターとして相応しい。

 

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季節感がたっぷりあって、伺うたびにメニューが変わっているというのも愉しいところ。秋のある日、秋刀魚の炙りをお願いしたところ、上には茗荷や生姜、紫蘇、菊などふんだんに薬味を乗せ、
下にはブロック状にした茄子や芋などの秋野菜を敷いた洒落た造り。そして、秋刀魚は、わざと皮を付けたまま炙って、身はレアに。炙った芳ばしい香りと口で溶ける脂。そこへ、シャンパーニュ。うーん、堪らん。

 

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同じ秋に登場した椎茸の岩塩焼なら、じっくりと火を通した椎茸自体の美味しさは元より、写真では見づらいが、椎茸の周りにある黒い粉末状のものが秀逸。これは椎茸を微塵切りにして8時間ほど低温でじっくり炒めたもので、口にすると、グッと詰まった椎茸の香りがぶわーっと開花する。

 

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香りの佳さといえば、これも凄かった。オマール海老を一尾丸々使ったアヒージョ。そのビジュアルも然ることながら、使われる油自体も海老の風味を存分に引き出した海老油で、甲殻類ならではの香りがいっぱい。思わずバゲットを貰ってシミシミ。まさに五感で味わう一品。

 

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40分かかる玉葱のロースト。玉葱自体が持つ甘みとジュース。それにローストした風味が乗って、ゆったりと赤ワインと余韻を愉しみたくなる。

 

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鴨のモモ肉のコンフィは、堂々の
300g弱。食べてみたくなる魅力的なメニューが多いが、ボリュームも多め。メニューリストには、メニュー毎に数字が記入してあって、それらを足して10になると相当お腹いっぱいになるという仕組み。けれども、経験的には7、8くらいでも十分。もちろん、〆には依然と同じカレーも用意されている。

 

ワインはリオープンしてからだけでも随分変わっていて、リストの載っていないものも多く、店の方に聞いてみるのも好い。営業は深夜3時まで。遅い時間だけれども美味しいものが食べたいときにも、もう少しだけ、もう一杯にも。

 

【お店情報】

SPOON+ (スプーンプラス) 阿佐谷北2-13-2 パサージュ阿佐ヶ谷2F 地図

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