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2016年8月 7日

グルトン (阿佐ヶ谷)

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阿佐ヶ谷の南口を出て、パールセンターを少しだけ入って左。洋風な食事のイメージなら、ここが太鼓判。

そんなわけで、少し阿佐ヶ谷の住宅街に入った場所。それゆえ、人生の大先輩から、若い方まで客層は幅広い。唯一の共通点といえば、美味しいものが好きで、この店が好きだとうことだろう。みなさんご機嫌に、自分の親の世代の方々でさえも、こちらがびっくりするほどペロリと召し上がっていく。

 

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先ずはの楽しみは、前菜の盛り合わせ。冬には
干柿にブルーチーズを詰めて、蝦夷鹿の生ハムを乗せたものだったり、春先ならば、新玉葱のムースやホタルイカ等々、旬の素材がふんだんに入っている。先日伺ったらば、ラタトゥイユや肉のテリーヌの他、帆立やタコのガスパチョ仕立てなんて夏らしいメニュー。ピリリと爽やかな辛味と冷たさが涼をくれる格好の一品。泡のアテとしてもバツグンだ。

 

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コースも用意されているが、大抵はアラカルトで、その日食べたいもの、オススメの料理を戴くのが好きだ。
ある日オススメされたのは、鰆のあさりソース。この身の厚みに頬張ると、しっとりとした舌触りにうっとり。浅利の旨みがふんだんに活かしたソースが、美味しさを倍増する。野菜をたくさん召し上がっていただきたいからと、いつもたっぷり添えられているのも嬉しいところ。ホワイトアスパラだったり、

 

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新タケノコや蕗の薹だったりと、こちらも季節感がたっぷり。美味しいのは勿論、香りや風味が佳いのも旬であって、素材を活かしているからこそ。

 

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肉料理も、実に魅力的。例えば、3月に頂いたのは鹿肉。この艶やかな色味。ベリーにジンを効かせたソースが、また堪らないんだ。

 

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そして、必ずお願いするのはグラタン系。大好物だが、気軽にキチンしたグラタンに出会うのは中々難しいが、ここに来ればいつでも待ってくれている。グラタンにも季節感があって、秋には鮭の白子、春になれば春野菜と合わせて軽やかさも演出。

 


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先日は、マカロニグラタンの他に真鯛のクネルを見つけてお願いしてみたら、仄甘くふわりと溶けるような食感に、香り高い海老のソースが堪らない。

 

自分は、ワインもたっぷり頂くけれども、食事だけでも大歓迎。もちろんお一人さまも。手の込んだ料理だけれども、温かく肩ひじはらずというのが魅力。先代から店を引き継ぎ、伝統的な洋食店の佳さは残しつつ、らしさが随分と見えるようになってきたのが、楽しく頼もしい。

 

【お店情報】

グルトン 阿佐谷南1-46-8 地図

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