三州屋 あじ叩き定食 (銀座)
食べたいのは豆腐。考えてみれば、麻婆豆腐という手もあったが、最初に思いついたのが鳥豆腐だったというのが、飲兵衛らしい。
ホワイトボードで、鳥豆腐付きのメニューを確認すると、叩きも煮付けもお馴染みのラインアップ。これも大抵いつもと同じで、鰯と鯵で迷って、今日はあじの叩き。
落ち着いて、ホワイトボードを再び見ると、「新さんま焼き」が目に入る。おぉ、いいなと気持ちが揺れるが、今日は豆腐なんだよと思い直すと、目の前に、鳥豆腐にあじ叩き、お新香等が揃い踏み。
そうそう、これだよ。旨みたっぷりの黄金色のスープ。ズズッと啜って、ちょんちょんとタレをつけて豆腐をパクリ。また、ズズッと飲って鳥をパクリ。それに、春菊というのが好い。夏場だと他の緑のこともあるが、このスープには、春菊の香りや苦味がよく似合う。
引戸を開けると、目に飛び込むは、白地の暖簾。これも、もう一月としないうちに紺地のそれに取って代わると思うと感慨深い。
【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図
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